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大野忍敬

提供: 新纂浄土宗大辞典

おおのにんきょう/大野忍敬

大正五年(一九一六)四月五日—平成二〇年(二〇〇八)三月八日。謙蓮社行誉宣阿慈徳。百万遍知恩寺三世。長野県下伊那郡阿智村にて誕生。大正一五年(一九二六)に同村の宗円寺で得度、昭和一三年(一九三八)に知恩院宗戒両脈相承する。同一六年、大正大学を卒業後、同二四年から平成七年(一九九五)まで浅草天岳院住職、昭和六〇年(一九八五)には宗円住職も務める。その間、宗議会議員、東京教区教区長、淑徳学園理事長、大正大学理事・評議員など宗内外の要職を歴任した。平成七年三月には大本山知恩寺法主として晋住、同一七年五月まで同寺の護持と檀信徒教化に邁進した。世寿九二歳。


【執筆者:江島尚俊】