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Z0390 父子相迎諺註 湛澄 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
Z08_0243A01: ゆくも。(二四)なごりおしけれどもちからなく。(二五)
Z08_0243A02: あけくる〻月日にはからはれて。(二六)わがま〻に
Z08_0243A03: せぬよはひなれば。(二七)心ならず(二八)したしみ
Z08_0243A04: きける。(二九)しらぬおきなこそ(三〇)いとはしけ
Z08_0243A05: れ。古人の(三一)何日天矢ノ如ク童顏
Z08_0243A06: (三二)不分月殿疾來變異(三三)と。なげ
Z08_0243A07: きしもことはりなり。(三四)これを(三五)をろかな
Z08_0243A08: るものは。(三六)た▲うはのそらにのみ。(三七)あけ
Z08_0243A09: ぬ(畢)くれぬ(畢)と見て。(三八)つや〱身のうへ
Z08_0243A10: に。をくりむかふる物はしらず。(三九)事しげき世に
Z08_0243A11: (四〇)まぎれくらしては。(四一)めぐりくる(循來)
Z08_0243A12: 月日をだにも。なをわすれにけり。(四二)只看
Z08_0243A13: 眼前ルヿヲ。(四三)不覺老枕上ルヿヲ(四四)
Z08_0243A14: といひけむは。か〻るつれなきもの〻き〻しれにこ
Z08_0243A15: そ。(四五)げにか(是)く(四六)よろづの事の。(四七)お
Z08_0243A16: ちぶれ(潦倒)ゆくにつけても。(四八)などか。(四九)
Z08_0243A17: わが身もしか(諾)と。(五〇)おもひなずら(准)ふる
Z08_0243A18: (五一)心なかるらむ。いかにも。(五二)さかさまにゆ
Z08_0243A19: かぬ(五三)月日なれば。老はつゐにのがれはつまじ
Z08_0243A20: き物なり。いはむや。又(五四)無常おい(ひ)をまた
Z08_0243B01: ず。(五五)(セツ)()(五六)わかきをゆるさねば。いのちの
Z08_0243B02: かぎりのさだめなきこそ。(五七)いと▲たのみなく
Z08_0243B03: おぼゆれ。つく〲と光陰の(五八)めぐるをはかり
Z08_0243B04: (計度)にして。(五九)やうやく。(六〇)露命の(六一)
Z08_0243B05: つ▲ま(縮)る事をしるに。(六二)けふのもはやくれぬ。
Z08_0243B06: (畢)けふのいのちはしたがひて減じぬ。(畢)(六三)の
Z08_0243B07: こるいのちいまいくばくぞ。(六四)あすまではあり
Z08_0243B08: もやすらん。(六五)しらず。(六六)なにとまれ。(六七)
Z08_0243B09: あけぬくれぬとつ▲まりもてゆかんほど(時日)に。つ
Z08_0243B10: ゐにいまはの日(今ノ日)なからめや。(六八)あはれ。
Z08_0243B11: (六九)いづれの日。いづれの時。(七〇)いかなるやま
Z08_0243B12: ひにかふ(臥)し。(七一)いかさま(何樣)にして。(七二)
Z08_0243B13: しぬべき身にかあるらん。(七三)無常ときをいはざ
Z08_0243B14: れば。(七四)けふがその日にあたらんも。かたかるべ
Z08_0243B15: きにあらずかし。(七五)すぎぬればこそ心やすけれ。
Z08_0243B16: (七六)日ごとに。(七七)さもあやうき身を。(七八)人
Z08_0243B17: ごとにわかきにほこりては。(七九)おひたるをわら
Z08_0243B18: ひて。(八〇)そのあざけりの。われにかへらんこと
Z08_0243B19: をしらず。(八一)老たるを見ては。いと▲わかきをた
Z08_0243B20: のみて。(八二)無常の。いまもをのれをあやぶ(危)め

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