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Z0390 父子相迎諺註 湛澄 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
Z08_0227A01: なり。智論。先皆是假借ナリ。●(一一一)
Z08_0227A02: うまれつきの不淨身なり。●(一一二)不淨をわする〻
Z08_0227A03: なり。●(一一三)いろとは。顏の事なるべし。說文
Z08_0227A04: 氣也。又詩序疏。女美色。男子悅
Z08_0227A05: 經典之文。通M(シテ)女人。●(一一四)達磨多
Z08_0227A06: 羅禪經。薄皮覆不淨身穢。されば
Z08_0227A07: ゑがける瓶に。糞を盛るがごとしといへり。●(一一五)
Z08_0227A08: 野分に。いたりふかき御心にてと有とは。思案のあさ
Z08_0227A09: きといふ事なり。△上には自性不淨を述たり。是より
Z08_0227A10: 下は究竟不淨を明すなり。●(一一六)なをも不審なら
Z08_0227A11: ばとなり。閑居友に。このことば有。●(一一七)死屍な
Z08_0227A12: り。●(一一八)智論。一切死屍。人身最
Z08_0227A13: ナリ。●(一一九)三藏法數。四支者。二手二足也。
Z08_0227A14: ●(一二〇)九想の內を畧してあそばしたり。肪脹は。ふ
Z08_0227A15: くれ。はる〻なり。肪は膖の字なり。膖は脹なり。九想の
Z08_0227A16: 論釋にも膖脹と有り。されどふるき書本も肪の字な
Z08_0227A17: り。●(一二一)此蟲は外より來ず。身よりわくなり。七
Z08_0227A18: 女經。身一スル時。還M(シテ)。自食其肉
Z08_0227A19: 順。和名に。膿字を。うみしると訓ず。はみてとは。噉
Z08_0227A20: の字にてくろふ事なり。歌に。きつにはめなでともよ
Z08_0227B01: めり。むぐめきとは。蠢の字なり。性靈集。白蠕孔
Z08_0227B02: 。●(一二二)兩の手足と頭となり。○た▲れやぶ
Z08_0227B03: る〻なり。●(一二三)智論。棄レハ曠野。爲
Z08_0227B04: 。鳥挑其眼。狗分其手脚。●(一二四)是を
Z08_0227B05: 見よといふこ〻ろなり。●(一二五)更の字にてとりも
Z08_0227B06: なをさぬ心なり。●(一二六)智論。今但臭壞M(シテ)膿爛
Z08_0227B07: 塗染。此眞實ナリ。●(一二七)惠心。夫婦
Z08_0227B08: 之竝シモ。也畏而自。眷屬之擎シモ。也厭
Z08_0227B09: 。新死の人もかくのごとし。いはんや此時をや。
Z08_0227B10: ●(一二八)嫉妬つよき人は。わが妻。よの人にちかづく
Z08_0227B11: をそねみねたむものなり。●(一二九)存生の時をさす。
Z08_0227B12: ●(一三〇)白氏文集に。聲花の字なり。うるはしかりし
Z08_0227B13: 顏の色。又は衣服の事なり。●(一三一)衣裳にたきも
Z08_0227B14: のしたるにほひなり。●(一三二)をのれと生付たる色
Z08_0227B15: にても。香にてもなし。古德。胭脂盡
Z08_0227B16: 。龍麝薰M(シテ)百般。●(一三三)死して後には。
Z08_0227B17: ●(一三四)爰は橘正通の詩句を用ひ給へり。本朝
Z08_0227B18: 文粹第十。淺紅嬋娟。仙方之雪媿。濃香芬郁。
Z08_0227B19: 妓爐之烟讓。●(一三五)仙人の藥方に降雪とて。あ
Z08_0227B20: かく白き物あり。于白眉故事。雪●(一三六)おもてにつくる

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