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Z0380 西要鈔諺註 湛澄 画像

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巻_頁段行 本文
Z08_0196A01: 光益ナリト。若無。深慚愧已上●(十三)俱舍
Z08_0196A02: 頌疏。日輪下面。頗胝迦寶。火珠所成ニM(シテ)。能
Z08_0196A03: 。月輪下面頗胝迦寶。水珠所成ニM(シテ)。能冷能照
Z08_0196A04: 已上●(十四)まへのたとへにあはせてみるへし。○憬
Z08_0196A05: 興師大經。從無貪善根。而現M(シテ)亦能
Z08_0196A06: 生貪濁之心。淸淨光ナリ。從無瞋善根。而生
Z08_0196A07: 衆生瞋恚盛心。故歡喜光ナリ。從無癡善根心
Z08_0196A08: 。復途衆生無明品。智惠光ナリ已上新後撰
Z08_0196A09: 和歌集第九に。觸光柔愞の心を。祝部成賢。身をさらぬ
Z08_0196A10: 日吉の影をひかりにて。此世よりこそやみははれぬ
Z08_0196A11: れ。●(十五)たとへにあはせて見るべし。○かつ〱
Z08_0196A12: とは。やがてすこしづ〻の心なり。新拾遺に。風さむ
Z08_0196A13: み空は雪氣に成そめて。かつ〱庭にちるあられか
Z08_0196A14: な。○前はおこらんとする煩惱に約し。是はすでにつ
Z08_0196A15: くれる罪業に約するなるべし。○彌陀供養儀軌
Z08_0196A16: 無量光明。照-觸スルニ行者。障業重罪。悉皆消滅
Z08_0196A17: 已上○憬與。佛之常光。恆照益。故不斷ナリ已上
Z08_0196A18: 斷光佛の心を。新古今源季廣月かけはいる山の端もつらかり
Z08_0196A19: き。たえぬひかりをみるよしもかな。又續後撰第十。從三位行能。
Z08_0196A20: も日もかけをは西にと〻め置て。たえぬひかりそ身
Z08_0196B01: をてらしける。●(十六)願とは。四十八願の中の第卅
Z08_0196B02: 三。觸光柔軟の願。第十二光明無量の願なり。○行と
Z08_0196B03: は。その願の成就すべき行因なり。願行の二字は。禮
Z08_0196B04: 讚にあり。○不思議とは。難思光。無稱光の心なり。稱
Z08_0196B05: 讚經には妙光とあり。○大經。設我得佛。十方無
Z08_0196B06: 量。不可思議。諸佛世界。衆生之類。蒙ラン我光明。觸ルヽヲ
Z08_0196B07: 其身。身心柔輭ニM(シテ)。超-過セン人天。若不爾者。不
Z08_0196B08: 正覺已上彌陀經疏鈔。華嚴賢首品。開四十四門
Z08_0196B09: 光明各出其因。或三寶。或四弘。三
Z08_0196B10: 學六度之所ナリ成就スル。一々M(シテ)。是故-
Z08_0196B11: スルヿヲ此光明。又般若經。佛言。我於一切法。無
Z08_0196B12: スル。得常光一尋。則知。今佛光明。非一德
Z08_0196B13: 一レ也。已上智論卅四云云。●(十七)となふるは名なり。
Z08_0196B14: 光明は義なり。名義具足のゆへに。不捨の益あり。禮
Z08_0196B15: 。唯有念佛ノミ光照。當本願最
Z08_0196B16: 已上觀念門。彼佛心光。常是人。攝護M(シテ)
Z08_0196B17: 捨。已上般舟讚。不餘緣。光普。唯覔
Z08_0196B18: 佛往生已上觀心略要集。無緣大悲光明ナリ。有
Z08_0196B19: 彼此愛憎。雖然不レハ。自然。猶如盲者
Z08_0196B20: ルカ日光已上新後撰倭歌集第九に。光明遍照十方

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