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J3050 浄土宗寺院調書 〓 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J20_0466A01: 慶長元年神田須田町に轉じ寬文元年現地に移る田島
J20_0466A02: 山快樂院誓願寺と稱す元祿十一年七月廿九日第十六
J20_0466A03: 代龍譽の時常紫衣の綸旨を賜ふ當寺は檀林の隨一に
J20_0466A04: して傳燈付法の道塲たり舊朱印四百石境内一萬七千
J20_0466A05: 二百六坪餘あり
J20_0466A06: ○一檀林 (知恩院末) 埼玉縣 埼玉郡柏崎村淨國寺
J20_0466A07: 天正十五年八月十一日淸巖の開創にして佛眼山英隆
J20_0466A08: 院淨國寺と稱す北條氏房境内山林二萬坪餘を寄附す
J20_0466A09: 慶長十九年十二月檀林に列し傳燈付法の道塲たり明
J20_0466A10: 治二年二月廿三日勅願所の綸旨を賜ふ舊朱印五十石
J20_0466A11: あり
J20_0466A12: ○一檀林 (知恩院末) 栃木縣芳賀郡七井戸村圓通寺
J20_0466A13: 應永九年良榮の開創にして大澤山虎溪院圓通寺と稱
J20_0466A14: す初め芳賀郡船橋の郷にあり永祿二年現地に移る領
J20_0466A15: 主益子右衞門尉山林境内六町餘步を寄附す天正二年
J20_0466A16: 勅願所の綸旨を賜ひ慶長年中檀林に列し傳燈付法の
J20_0466A17: 道塲たり舊朱印六十石あり
J20_0466B18: ○一檀林 (知恩院末) 東京府東京市本所區太平町靈山寺
J20_0466B19: 慶長六年三月大超の開創にして德川家康の寄附に係
J20_0466B20: る慶長八年三月德川家康奏聞し靈山寺と公稱し貞享
J20_0466B21: 三年六月常在山二尊院と號す初め駿河臺に建設し元
J20_0466B22: 和二年二月湯島に轉し明曆三年正月淺草に移り元祿
J20_0466B23: 二年三月現地に轉す元和八年九月十日檀林に列し傳
J20_0466B24: 燈付法の道塲たり明治二年二月二十三日勅願所の綸
J20_0466B25: 旨を賜ふ舊朱印五拾石境内二萬坪あり
J20_0466B26: ○一檀林 (知恩院末) 千葉縣千葉郡蘇我町大巖寺
J20_0466B27: 天文二十年貞把の開創にして生實の城主原式部大輔
J20_0466B28: 平胤榮の寄附に係る龍澤山玄忠院大巖寺と稱す當寺
J20_0466B29: は檀林の隨一にして傳燈付法の道塲たり後水尾天皇
J20_0466B30: 大巖寺の勅額を賜ひ明治二年二月廿三日勅願所の綸
J20_0466B31: 旨を賜ふ舊朱印百石あり
J20_0466B32: ○一檀林 (知恩院末) 福島縣磐前郡夏井村專稱寺
J20_0466B33: 應永二年良就の開創にして梅福山專稱寺と稱す當寺
J20_0466B34: は檀林の隨一にして傳燈付法の道塲たり延德二年勅

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