浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J20_0465A01: | 五日後奈良天皇勅願所の綸旨及勅額を賜ふ天正年中 |
J20_0465A02: | 兵火の爲に堂宇悉く燒失す德川秀忠の息女天樹院再 |
J20_0465A03: | 建し香華院と定めらる寬永十一年五月十九日明正天 |
J20_0465A04: | 皇代代住職紫衣被着の綸旨を賜ひ明治二年二月廿三 |
J20_0465A05: | 日重て勅願所の綸旨を賜ふ當寺は檀林の隨一にして |
J20_0465A06: | 傳燈付法の道塲たり明治十八年内務省より保存資金 |
J20_0465A07: | として百五拾圓下附舊朱印二百餘石あり |
J20_0465A08: | ○一檀林 (知恩院末) 東京府東京市深川區靈岸町靈巖寺 |
J20_0465A09: | 寬永四年靈巖の開創にして道本山東海院靈巖寺と稱 |
J20_0465A10: | す初め日本橋區茅塲町地先きの芦沼を拜領し新地を |
J20_0465A11: | 築き(今の靈巖島是なり)堂宇を建立す明曆三年正月 |
J20_0465A12: | 火災の爲め堂宇悉く烏有に歸す翌萬治元年攝州尼ケ |
J20_0465A13: | 崎の城主松平大膳太夫忠重開基となり現地に堂宇を |
J20_0465A14: | 再建す當寺は檀林の隨一にして傳燈付法の道塲たり |
J20_0465A15: | 明治二年二月廿三日勅願所の綸旨を賜ふ舊朱印五拾 |
J20_0465A16: | 石境内三萬千五百六十餘坪あり |
J20_0465A17: | ○一檀林 (知恩院末) 埼玉縣北足立郡鴻巢町勝願寺 |
J20_0465B18: | 建長四年本宗第三代良忠の開創にして北條時賴武藏 |
J20_0465B19: | 國足立郡箕田郷を寄附して一宇を建立す天照山良忠 |
J20_0465B20: | 院勝願寺と稱す慶長四年現地に移り德川家康の寄附 |
J20_0465B21: | に係る同十一年後陽成天皇より第七代不殘へ紫衣の |
J20_0465B22: | 綸旨を賜ふ同十八年檀林に列し傳燈付法の道塲たり |
J20_0465B23: | 明治二年二月廿三日勅願所の綸旨を賜ふ舊朱印三十 |
J20_0465B24: | 石山林五町步あり |
J20_0465B25: | ○一檀林 (知恩院末) 千葉縣東葛飾郡小金町東漸寺 |
J20_0465B26: | 文明十三年運公の開創にして初め下總國葛飾郡根木 |
J20_0465B27: | 内村にあり天文年中第五代吟公城主高城氏に請ふて |
J20_0465B28: | 現地に移轉し殿堂を完備し佛法山一乘院東漸寺と稱 |
J20_0465B29: | す當寺は檀林の隨一にして傳燈付法の道塲たり明治 |
J20_0465B30: | 二年二月廿三日勅願所の綸旨を賜ふ舊朱印三十五石 |
J20_0465B31: | あり |
J20_0465B32: | ○一檀林 (知恩院末) 東京府東京市淺草區田島町誓願寺 |
J20_0465B33: | 天正十八年齡祖の開創にして初め相模國小田原にあ |
J20_0465B34: | り文祿元年德川家康の命に依り白銀町一丁目へ移り |