ウィンドウを閉じる

J3040 筑後善導寺誌要 善導寺編 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J20_0447A01: 選擇大綱鈔五卷同料簡鈔新扶選擇報恩集二卷扶選擇
J20_0447A02: 正輪通義一卷天台戒疏見聞五卷往生十因私記三卷尊
J20_0447A03: 問愚答記一卷聖光上人傳一卷然阿上人傳一卷等の著
J20_0447A04: あり又別に元祖法然上人の法語消息等を集錄して和
J20_0447A05: 漢兩語燈錄を編す上人の遺敎墜ちざるは實に師の力
J20_0447A06: なりと謂ふべし後年勅して廣濟和尚と追諡す
J20_0447A07: 第四世單阿信願上人 事蹟未詳
J20_0447A08: 第五世賢阿聖心上人 事蹟未詳
J20_0447A09: 第六世法阿了俊上人 蓮生上人の門弟にして正和
J20_0447A10: 年中當山に住す當時屢屢武士の橫行に窘み延元三年
J20_0447A11: 兵火に罹り堂舍殆んど灰燼に歸し重寶亦所所に散亂
J20_0447A12: せりと云ふ寂年未詳
J20_0447A13: 第七世養阿明安上人 事蹟未詳
J20_0447A14: 第八世仰阿信西上人 事蹟未詳
J20_0447A15: 第九世性阿空峯上人 事蹟未詳蓋し當代頃までは
J20_0447A16: 戰亂絶ゆることなく各世治山の年時何れも久しから
J20_0447A17: ず又時に住持を缺き寺門の衰頽其の極に達したるが
J20_0447B18: 如し寂年未詳
J20_0447B19: 第十世成阿智空上人 應永年中當山に晋み永享九
J20_0447B20: 年開山國師二百年遠忌を嚴修し文安年中大に土木を
J20_0447B21: 起して諸堂を再建し漸く舊觀に復するを得たり享德
J20_0447B22: 二年八月二十八日寂す
J20_0447B23: 第十一世大蓮社廣譽廓山上人 住持の年時詳なら
J20_0447B24: ず時恰も應仁の大亂に際し鎭西の野はすべて修羅の
J20_0447B25: 巷と變じ智空上人の苦心によりて舊觀に復したりし
J20_0447B26: 殿堂も僅に二十年にして兵燹の厄を蒙むり舊記什寶
J20_0447B27: 亦多く散逸せり是に於て師亂を避けて博多に到り善
J20_0447B28: 導寺を建てて隱栖す是れ當寺の什寶往往彼の寺に傳
J20_0447B29: はる所以なり文明十七年三月十日寂す
J20_0447B30: 第十二世心蓮社直譽弦堂上人 事蹟未詳文龜三年
J20_0447B31: 七月四日寂す
J20_0447B32: 第十三世向蓮社信譽單海上人 住持の年時詳なら
J20_0447B33: ず永正年中草野氏施主となりて山門七間半三間並に善導
J20_0447B34: 堂を再建す大永五年十二月廿三日寂す

ウィンドウを閉じる