浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J20_0400A01: | 月十五日入洛遷座。 |
J20_0400A02: | 此年細川遠江守養壽院を今の上雲院の地に營む開基深譽 |
J20_0400A03: | 良泉又當山奧院回向院と號すを聚樂内野に移す。 |
J20_0400A04: | 同十八年第廿六世盛林上人養親院を今の光安軒の地 |
J20_0400A05: | に營む施主伊藤石見守 |
J20_0400A06: | 同十九年三譽古安安中院を西住院の東創す施主黑田侯の家臣伊藤半兵衛なり |
J20_0400A07: | 元和元年唱譽善休廓〓庵を勢至堂前の下地に建つ。 |
J20_0400A08: | 同二年韓人心譽宗嚴西雲院を剏む。 |
J20_0400A09: | 同三年冬淺野但馬守長晟其室正淸院殿東照公の女の靈屋を影 |
J20_0400A10: | 堂の西側に營み附するに寺領百石を以てす。 |
J20_0400A11: | 同六年證譽敎興善敎院を現地に營む。 |
J20_0400A12: | 同八年宗林法師萬福寺を境内門前に建て。巖譽貞圓 |
J20_0400A13: | 南龍院を榮攝院の北に創す後ち上田侯再興して觀壽 |
J20_0400A14: | 院と改む。 |
J20_0400A15: | 同九年雲光院尼公大方丈を建て。其子神尾刑部少輔 |
J20_0400A16: | 光守院を榮攝院の背に創す。又此年於六局鐘樓堂を |
J20_0400A17: | 造る鐘は大龍寺寶譽の勸進する所なり。又鎭守の社 |
J20_0400B18: | 殿を今の浴室の地に營み。中坊某紫雲石堂を造る。 |
J20_0400B19: | 寬永三年眞譽宗貞月窓庵を蓮池院の南に建つ。 |
J20_0400B20: | 同五年第二十八世往譽上人二條城内雲光院尼公の假 |
J20_0400B21: | 殿を移して雲光院を剏む後ち淸心院と改む。此年春 |
J20_0400B22: | 日局極樂橋を架す後ち寬永十八年豐永堅齋之を改造して石橋とす |
J20_0400B23: | 同九年東譽(榮イ)明鑑明閑庵を法泉菴の東に。專譽念正深 |
J20_0400B24: | 心庵を南門の西端栖松院の東南隅に立つ。 |
J20_0400B25: | 同十年三重塔を現地に築き文殊庵を其傍に營む。施 |
J20_0400B26: | 主豐永宗如號堅齋なり。 |
J20_0400B27: | 同十一年雲光院尼公小方丈及び北門を造營し。松平 |
J20_0400B28: | 中務大輔大庫裡を立つ。又木下宮内少輔西向總門を |
J20_0400B29: | 改造し。中島某大皷樓を今の經藏の地金屋某浴室を立つ。 |
J20_0400B30: | 又寶藏紫雲石不斷堂南門を造る。此年寶譽林廣上雲 |
J20_0400B31: | 院を觀壽院の後ろに創す後年現地に移す。善極法師 |
J20_0400B32: | 法鏡庵を南門の西に立つ。 |
J20_0400B33: | 同十四年西譽道心(通イ)智光庵を南門通に。法譽助光光安 |
J20_0400B34: | 軒を文殊塔の東に創す明治に至り現地に轉す。 |