浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J20_0395A01: | 守疊五十枚彥根藩木俣氏金二十枚上田家米三十石等 |
J20_0395A02: | 各金糓物品を致して慰問す。同年勢至堂を同八年大 |
J20_0395A03: | 阪龍興寺を別院とす。同年十月大庫裡上棟式を擧け |
J20_0395A04: | 五重宗脉圓戒を啓建す。同九年臺所工事成り天明二 |
J20_0395A05: | 年寶藏を新築す。同三年縁山豐譽大僧正金五十兩を |
J20_0395A06: | 寄せ以て巡行勸化費に充てしむ。天明三年十月七日 |
J20_0395A07: | 寂す年六十五。 |
J20_0395A08: | ○第四十六世覺譽靈長上人 |
J20_0395A09: | 本蓮社眞阿了性と號す。播州明石の人にして同處光 |
J20_0395A10: | 明寺俊瑞の資なり。天明四年正月結城弘經寺より晋 |
J20_0395A11: | 董す。同五年四月御影堂上棟式を擧け。寬政三年四 |
J20_0395A12: | 月大師遷座式を行ふ同五年四月小方丈を上棟し六年 |
J20_0395A13: | 御居間を改築す。同十年十月超勝院に隱棲し文化八 |
J20_0395A14: | 年七月二十七日七十九にして寂す。 |
J20_0395A15: | ○第四十七世逾譽俊海上人 |
J20_0395A16: | 深蓮社願阿性如と號す。出雲國神門郡の人。同國圓 |
J20_0395A17: | 覺寺俊徹の徒なり。寬政十年十二月小金東漸寺より |
J20_0395B18: | 晋董。同十一年二月官命に依り境内地圖を製す。享 |
J20_0395B19: | 和二年六月大方丈上棟。十一月山内へ宗脈相傳あり。 |
J20_0395B20: | 文化元年十月二十八日寂。壽六十五。 |
J20_0395B21: | ○第四十八世禀譽戒堂上人 |
J20_0395B22: | 玅蓮社承阿紫雲と號す。文化元年十二月江戸靈山寺 |
J20_0395B23: | より晋董し翌二年九月九日寂。壽五十八。 |
J20_0395B24: | ○第四十九世淨譽原澄上人 |
J20_0395B25: | 淸蓮社生彼國阿と號す。江州信樂の人。文化二年十 |
J20_0395B26: | 二月江戸崎大念寺より晋董。同三年十一月大方丈入 |
J20_0395B27: | 佛供養あり。同五年三月元黑谷の祖像を當山に於て |
J20_0395B28: | 開帳す。同六年阿彌陀堂を修理す。同七年八月知恩 |
J20_0395B29: | 院宮尊超法親王得度の敎授師を勤む。同八年正月開 |
J20_0395B30: | 祖大師六百回遠忌を修す。此年土木既に竣功せるを |
J20_0395B31: | 以て舊の如く諸堂賽物を頒布す。同十一年『白河禪 |
J20_0395B32: | 房』の額を大方丈に揭く尊超法親王の筆なり。文政 |
J20_0395B33: | 三年七月七日寂す壽六十八。上人著はす所五重本末 |
J20_0395B34: | 講義六卷紫雲山縁起及ひ縁起考等あり。 |