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J3020 清浄華院誌要 清浄華院編 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J20_0364A01: 當院住職を命せらる十五年十月内務省より堂宇修繕
J20_0364A02: 費補助として金百圓を下附せらる十六年一月御一新
J20_0364A03: の際菊御紋章を禁せられ其後雙葉添附の菊華章使用
J20_0364A04: を公認せらる十六年六月廿七日畑地六畝貳拾五步を
J20_0364A05: 正價にて買入る同年七月專福寺を越中新川郡新川村
J20_0364A06: に移す明治廿年隱退明治廿四年大僧正に叙せらる
J20_0364A07: ○六十五世大周上人
J20_0364A08: 圓蓮社齊譽聖阿普該と號す天保十二年正月尾州名古
J20_0364A09: 屋に生る嘉永二年六月同所建中寺の立譽大基上人に
J20_0364A10: 就て薙髮し安政二年九月傳通院の立譽玄順上人より
J20_0364A11: 宗戒を相承す明治十二年四月十五日檀林靈巖寺に晋
J20_0364A12: 董二十年五月四日當院に晋董し靈巖寺を兼管す二十
J20_0364A13: 二年四月當院燒失す二十五年七月當院を隱退して靈
J20_0364A14: 巖寺に歸住す大正二年大僧正に叙せらる其著五重筌
J20_0364A15: 蹄等あり
J20_0364A16: ○六十六世良祐上人
J20_0364A17: 仁蓮社民譽定阿自在と號す天草宗圓寺より敎部省特
J20_0364B18: 命にて長崎大音寺に住し次に鎌倉光明寺小石川傳通
J20_0364B19: 院等に歷住の後明治廿五年九月當院に晋董す二十六
J20_0364B20: 年十月先住の志業を繼承して大書院桁行七間半梁行九間小書院
J20_0364B21: 桁行五間梁行六間假庫裏四間四方等を立つ二十七年五月廿日寂す
J20_0364B22: ○六十七世了寬上人
J20_0364B23: 信蓮社厚譽忠阿龍水と號す鴻巢勝願寺小石川傳通院
J20_0364B24: に歷住の後明治二十七年七月當院に晋董し正僧正に
J20_0364B25: 叙せらる三十一年春病に依り退住し同年七月八日鴻
J20_0364B26: 巢勝願寺に於て寂す
J20_0364B27: ○六十八世辨承上人
J20_0364B28: 正蓮社念譽觀阿と號す美濃海津郡城山行基寺承譽上
J20_0364B29: 人に就て得度す安政六年芝山に登り萬延元年兩脉を
J20_0364B30: 冠譽大僧正に禀け明治九年三河悟眞寺に住す尋て知
J20_0364B31: 恩院執事事務總長等の職を奉し又門末の公選に依て
J20_0364B32: 知恩院の財政整理の任に就き門主鳳譽大僧正を輔け
J20_0364B33: て東奔西走殆と七星霜鉅萬の負債を償却し祖廟の危
J20_0364B34: 機を救濟せり大僧正其効を嘉みし緋衣被着を許可し

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