浄土宗全書を検索する
AND検索:複数の検索語をスペースで区切って入力すると、前後2行中にそれらを全て含む箇所を検索します。
巻_頁段行 | 本文 |
---|---|
J20_0325A01: | には第二世源智上人の像其左右には滿靈上人の像並 |
J20_0325A02: | に利劒の名號但厨子入を置き左脇壇の中央には阿彌陀佛 |
J20_0325A03: | 其左右には歷代上人及ひ御忌祠堂特別信徒の靈牌を |
J20_0325A04: | 安す欄間に揭くる瓔珞はもと總て珊瑚珠の彫鏤あり |
J20_0325A05: | しと云ふ寬文元年當寺燒失し寺基を寺町より今の處 |
J20_0325A06: | に移し滿靈上人の刻苦經營によりて寺觀粗ほ備はる |
J20_0325A07: | 中に於て御影堂は内殿六間四面前殿東西十三間南北 |
J20_0325A08: | 六間にして延寶七年其落慶を告げしも上人以て足れ |
J20_0325A09: | りとせず其復舊革築を後代に遺囑す是を以て繼職の |
J20_0325A10: | 人常に志を玆に留め年を閲する八十年寶曆六年春震 |
J20_0325A11: | 譽上人代遂に影堂改築の功を竣へ中興の遺囑を全ふ |
J20_0325A12: | す現在の堂宇即ち是也御影堂また開山堂とも稱す御影堂の後方に幅 |
J20_0325A13: | 二間長三十間の渡廊あり文化七年順譽祐水上人の造 |
J20_0325A14: | 立東側に大小方丈新舊書院並列す三十間の渡廊は南 |
J20_0325A15: | 部十三間北部十七間に分る |
J20_0325A16: | 大方丈 木造瓧葺桁行十一間半梁行六間にして |
J20_0325A17: | 南向也これ寬文四年滿靈上人代建造文化七年祐水上 |
J20_0325B18: | 人位置を換ゆ中に後奈良院の宸翰『加茂禪房』の敕額 |
J20_0325B19: | を揭く大方丈の後に九尺に三間の客間あり |
J20_0325B20: | 小方丈 木造瓧葺桁行九間半梁行四間にして南 |
J20_0325B21: | 向也小方丈の後に應接間あり庭前に小亭あり |
J20_0325B22: | 書院 北部の廊下に沿ひ小方丈に接し四間に六 |
J20_0325B23: | 間あり文化七年祐水上人代建造 |
J20_0325B24: | 玄關 北部廊下の西に沿ふ四間半に四間にして |
J20_0325B25: | 南向也寬文四年滿靈上人代建之 |
J20_0325B26: | 居間 法主の居間也小方丈の後方十間の處にあり |
J20_0325B27: | 居間に接して内對面所ありこれ法主門末を引見する |
J20_0325B28: | 室也對面所の西玄關の奧に役寮あり共に祐水上人代 |
J20_0325B29: | に成る居間の西北に土藏一棟あり法主の用に供す |
J20_0325B30: | 庫裡 玄關の左側にあり桁行十間梁行六間木造 |
J20_0325B31: | 瓧葺元祿十年玄譽上人代成る對面所役寮庫裡に接し |
J20_0325B32: | て客間一棟挾まる客間の北に土藏一棟庫裡の周圍に |
J20_0325B33: | 雜屋三棟あり |
J20_0325B34: | 經藏 阿彌堂の正北にあり桁行二間半梁行二間 |