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J2860 瓜連常福寺志 摂門 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J19_0771A01: 蓮曉武州舍人西門寺開山 良德下野州大乘法藏寺開山 了實成蓮社成阿相州鎌倉人二階堂伊賀守行長是也依病發心成阿始爲時宗後入蓮勝上人室受業又隨定惠上人研覈宗乘延文三開創當山至德三年十月三日寂大檀那佐竹右馬權頭源義敦入道春山淨喜大居士也 長存武州大泊長福寺開山 辨譽常州筑波郡小田解脱寺開山 慈榮武州大泊慈眼寺開山 聖冏傳通院開山 於當山剃髮縁山開山師也
J19_0771A02:
J19_0771A03: 會下德匠
J19_0771A04: ○成譽光榮者小田原人上野國箕輪安國寺光譽弟子瓜
J19_0771A05: 連に入在學し法問論議に名あり
J19_0771A06: 井伊家箕輪城主の時菩提所と定め建立し安國寺と
J19_0771B07: 號す東照宮御他界の時安國院殿と號し奉りしとき
J19_0771B08: 今の名に改む
J19_0771B09: 慶長六年彥根に城替移封の時寺も彥根にうつる此時
J19_0771B10: 住持して弘誓山天白院宗安寺と改にいたり開祖とな
J19_0771B11: る慶長九年五月二十九日化四十八歳
J19_0771B12: ○信譽貞波者越前福井人兩脈を瓜連に相傳し寬永五
J19_0771B13: 年宗門弘通の爲佐渡國に至り相川にて嚴常寺を建立
J19_0771B14: す寬文三年九月五日化
J19_0771B15: ○圓蓮社立譽定意者瓜連明譽上人の附弟淨家の達德
J19_0771B16: 也内外博達聖淨兼通す寶德元年花洛に遊在し多聞山
J19_0771B17: 淨敎寺を五條東洞院に再興光輝す
J19_0771B18: 寺記云承安四年小松内大臣重盛公東山燈籠堂建立
J19_0771B19: 有之事詳于盛衰記當山其堂也經年及廢絶
J19_0771B20: 此時京兆尹丹後國主一色左京太夫助祐成就す
J19_0771B21: 後花園帝師の道德を慕禁中に招請し
J19_0771B22: 宸翰の寺號並額を賜ふ猶又陽明門を喜捨し給はりぬ
J19_0771B23: 公卿貴賤悉く説法を聞道俗老少結縁をよろこふ文明

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