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J2860 瓜連常福寺志 摂門 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J19_0762A01: 處早速御納得候然共淨鑑院儀前中納言殿御取立之
J19_0762A02: 伽藍に候得は是又難差捨思召候由に付常福寺を淨
J19_0762A03: 鑑院へ引御菩提所に被成兩寺を相合せ尤寺號地名
J19_0762A04: 如元御立淨照山淨鑑院を常福寺之山號院號に用置
J19_0762A05: 是又唯今之常福寺地をも開山安置仕常福寺抱地に
J19_0762A06: 致候樣に可被成との御事に候左候得は檀林相續之
J19_0762A07: 爲にて御座候間任其意候爲御斷如此御座候尤從水
J19_0762A08: 戸中納言殿可被仰入候以上
J19_0762A09: 正月二十六日 增上寺大僧正
J19_0762A10: 右本紙在藏中且又水戸三御連枝方並山野邊主水正
J19_0762A11: 殿及主水正殿奧方愈以常福寺檀那に候哉と 公儀
J19_0762A12: より御尋有之彌以檀那に御座候との御請書面之寫
J19_0762A13: 是亦筐中に有之
J19_0762A14: 水戸御城下向江戸表增上寺並 大公儀の住復相調移
J19_0762A15: 住に相究依之學頭寮始 綸旨 御朱印其外檀林用事
J19_0762A16: の記錄及知行所水帳迄悉く當山へ引移末山四十九ケ
J19_0762A17: 寺所化百五拾僧も相移已來瓜連を舊跡蓮花院と稱す
J19_0762B18: 增上寺へ申立蓮花院式定左之通り
J19_0762B19: 一今度如先規御菩提所に相成候に付向山之儀萬千代
J19_0762B20: 公爲御菩提源義公御建立伽藍之儀に候得は檀林を
J19_0762B21: 向山へ御引被成瓜連之儀開山奇瑞を感し草創之靈
J19_0762B22: 地 勅願所之由緖有之古跡故開山之影像を安置仕
J19_0762B23: 致兼帶代代住持之内病身等にて寺役難勤之節者可
J19_0762B24: 爲隱居所勿論公儀へ可致抱地段被 仰達候上は境
J19_0762B25: 内山林永永違亂無之開山前修復之外爲私用材木不
J19_0762B26: 可伐事
J19_0762B27: 一爲國家安全常念佛を本堂に建候間條目之趣相守寮
J19_0762B28: 坊主我意之働無之永永相續可仕事
J19_0762B29: 一近村檀方衆寮坊主差置諸用相勤門前仕置等可申付
J19_0762B30:
J19_0762B31: 一瓜連祠堂金貳百兩内百兩者傳通院祐天和尚寄附百
J19_0762B32: 兩は知恩院秀道和尚寄附右貳百兩之利金之内各三
J19_0762B33: 兩宛は施主之日牌料住持へ收納殘處之利金は瓜連
J19_0762B34: 開山前へ寄附之祠堂金に候間任施主之志可爲瓜連

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