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J2860 瓜連常福寺志 摂門 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J19_0761A01: 望之處聚譽上人末寺は檀林の莊嚴故配分難仕段御
J19_0761A02: 斷被申上尤增上寺へ相談役者中より檀林所之末寺
J19_0761A03: 他へ付屬爲致候事故障之旨被申越候故に西方寺並
J19_0761A04: に引接寺を新に御寄附有しとなり
J19_0761A05: 同年四月裏門通へ新道を開き矢來門出來
J19_0761A06: 同九子年四月鷹尾新道左右へ三尺宛御除地
J19_0761A07: 同年八月二十三日當山方丈並在山の輩の沒後廟所之
J19_0761A08: 願相叶九千八十一坪餘新に御寄附同九月十三日相わ
J19_0761A09: たさる
J19_0761A10: 同年十月五日額田郷心岩寺を箕村に引移其跡を引接
J19_0761A11: 寺と改名し末寺に御寄附同二十日益譽上人開山に被
J19_0761A12: 仰付入院式有之
J19_0761A13: 同年十月二十日表新道通りに茶實を加栽させらる
J19_0761A14: 同十丑年正月肅公四十二御厄除祈願彌陀經千部讀誦
J19_0761A15: 修行あり外に西庵役僧玄了百卷西方寺三部經全軸引
J19_0761A16: 接寺無量壽經一部其外銘銘御禮差上之
J19_0761A17: 同年二月益譽上人辨才天堂建立義公御參詣
J19_0761B18: 同十三辰年十二月六日義公西山にて逝去隱栖之間十
J19_0761B19: 一年但し御一世別段之譯を以御法事は久昌寺にて御
J19_0761B20: 執行當山にても御法會有之
J19_0761B21: 同十四巳年二月二日益譽上人示寂新寺開堂已來住持
J19_0761B22: 十三年同月十四日念譽上人入院在住八ケ年寶永五年
J19_0761B23: 東の庵隱居被仰付
J19_0761B24: 向山瓜連合一稱常福寺
J19_0761B25: 寶永五戊子年水戸中納言綱條卿號肅公瓜連常福寺二十
J19_0761B26: 九世辨譽長巖上人を御歸依により瓜連の法式を向山
J19_0761B27: へ被引移向山を檀林所と被爲構度御熟談之上
J19_0761B28: 寶永七寅年正月增上寺堪譽大僧正寺社奉行所へ被遣
J19_0761B29: 候書面之寫
J19_0761B30:
J19_0761B31: 瓜連常福寺儀古來水戸殿御菩提所にて紫衣寺にも
J19_0761B32: 被成候然る處前水戸源義公御時淨鑑院御建立被成
J19_0761B33: 御菩提所に被成候夫故常福寺貧寺に罷成段段及衰
J19_0761B34: 微候依之此度如前前御菩提所に被成下候樣願入候

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