浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J19_0502A01: | 十歳法﨟六十七芝峰に塔を建又蓮花谷に碑を立師平生詩 |
J19_0502A02: | 歌をもてあそひ淨業のいとま意の遊ふに吟詠せらる一年西海四國のはてまても遊歷し靈場を巡拜し勝境を望踏す其時の詩集を『歷觀集』 |
J19_0502A03: | と名く二卷あり今法孫につたふ |
J19_0502A04: | 千葉介常胤五男胤通國分五郞 胤德高橋若狹守仕胤政侍大將 胤次高橋小權次 胤義同出羽守仕成胤 胤末駿河守仕時胤 女原豐前守妻 胤定大學頭仕貞胤 胤冬土佐守討小田五郞 胤助小次郞入道仕兼胤 女高木氏妻 胤益小權頭 仕胤直宣胤康胤 胤重左衞門次郞仕孝胤 胤行佐渡前司仕勝胤昌胤 胤春次郞左衛門仕利胤親胤 |
J19_0502B05: | 胤年九郞左衞門仕胤富 胤高大學頭仕邦胤 胤俊筑後守仕長胤俊胤 女〓城寺左兵衞尉胤近妻 胤明七郞左衞門法名實參宗悟葬下總國墨村東天院 胤氏孫右衞門佐倉東慶院開基 胤詮七九郞 詮察 |
J19_0502B06: | |
J19_0502B07: | 第三十八世 蟠蓮社大僧正演譽上人智願海阿白隨大 |
J19_0502B08: | 和尚 |
J19_0502B09: | 伊勢國人姓氏詳ならす一生其氏系をかたり給はず稚 |
J19_0502B10: | 童にして一説云本國大阪御當山にいり剃髮す或云木村氏木村長 |
J19_0502B11: | 門守大阪に籠城の前堺浦の家久氏の女某になれけるに一子を生みけれともとより自身再び世にのがるべうもなければせめて後裔を世に |
J19_0502B12: | のこし先考の祭をもなさしめはやとひそかに守り袋と如意輪觀音の像をわたし是が母にしかしかいひふくめ此役もし利を得て天下大阪 |
J19_0502B13: | に歸せば二品をしるしとし我もとに出べしもしうちまけ關東勝利あらは成長させ後其器に從ひ世にも出し侯伯にもつかへさせよまめや |
J19_0502B14: | かに此事をたのみまいらする上は人になもらしそと云のこし其事外人にも語りもやらざりければ母我子をいつくしみつつ成長の後醫を |
J19_0502B15: | ふりとして世を過させければたれとかむるものもなかりしかと此子父に似ず病多かりければ諸家へのつかへも好みなくして伊勢國飯高 |