浄土宗全書を検索する
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| 巻＿頁段行 | 本文 |
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| J19_0484A01: | 可なり戸田氏藤原たる事末の家系の所に委く記す性英偉にして擧一明三常兒に異 |
| J19_0484A02: | なり元和元年縁山に登り國師に師としつかへて群敎 |
| J19_0484A03: | を綱維す才譽檀林に挺出し講説論議尤も巧なり始命 |
| J19_0484A04: | により大巖寺に住し再命をうけ一轉の越超をなして |
| J19_0484A05: | 傳通院にうつる新田飯沼瓜連の中の一寺に住せす寬文二年九月廿五日芝 |
| J19_0484A06: | 〓に擢主たり同四年台廟三十三回御忌萬部の大會あ |
| J19_0484A07: | り同九年七月廿三日麻布に屏居し八月十日寂す壽六 |
| J19_0484A08: | 十八在職八年師高韻詩文の佳名ありて集三卷あり |
| J19_0484A09: | 『倚月雜集』と名く門徒に秘蘊して世につたふる希な |
| J19_0484A10: | り又和歌は烏丸亞槐の門に遊ひ十竹叟なと遊友たり |
| J19_0484A11: | 吟詠法戰の錄紙にのする所少からず |
| J19_0484A12: | |
| J19_0484A13: | 戸田家系 |
| J19_0484A14: | 一西十兵衞 左門 始屬酒井忠次 天正十八賜武州久志良井五千石慶長六始築江州膳所城賜之（藤堂高虎繩張之）三萬石同九年子息繼領元和元閏六月十五日任叙從五位下釆女正同三年尼崎五萬石寬永十二年移大垣城 法名道心 氏鐵左門 釆女正 從四位 元和二年家督同三年移尼崎寬永十一年六月十六日叙從四位同十二年賜大垣城十 |
| J19_0484B15: | 萬石同十四年正月五日至天草同十八年八月三日 竹千代君御箟役 慶安四年十一月廿八日致仕十二月十六日薙髮號常閑 明曆元年二月十四日卒七十九歳法名覺岸院長譽常閑 源的尊譽 江戸駒込蓮光寺勢州山田淸雲院開山初川越蓮馨寺住後京知恩寺住 氏信釆女正 寬文七年十二月廿八日叙從四位同十一年七月十九日致仕天和元年十一月十四日於大垣卒七十四才葬同所圓通寺號興林院覺譽一閑 氏經右近 右近大夫 淡路守 慶安四年新田分知四千石萬治元年十二月十八日大番頭 寬文八年正月三十日御免同十二年十一月十四日致仕 延寶九年七月廿日卒 此子孫後一萬石 女子慶安三年二月二十七日沒 女子板倉周防守重宗室號玉樹院 女子内藤圖書忠俊室 氏好又氏吉 相模守 慶安三年九月四日御徒士頭同四年新田四千石分知明曆元未年九月十五日御小姓組組頭頭同十年九月十一日大御番頭延寳四年七月廿五日御免六十四歳同五年致仕同六年八月廿八日沒 氏勝半之亟 三七郞 分知 智哲 |