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J2820 三縁山志 摂門 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J19_0397A01: なり是席役の如く規掟なく學徒策勵の爲なるか故に
J19_0397A02: 自他宗の書長短を論せす此講中は朔望の出勤を免ぜ
J19_0397A03: らる一字席のみならす月行事の席にても時によりつ
J19_0397A04: とめらる又内内講として此外に内外の書自得の章疏
J19_0397A05: を講ずるもあり是發起の僧ありて述せらるるもあり
J19_0397A06: いづれも正席務にあらざるなり故に開講終講の嚴制
J19_0397A07: なく休講も隨意なり
J19_0397A08: △再役講
J19_0397A09: 一文字上席より順次に開講あり第二の正務の講演の
J19_0397A10: ゆへ自他宗の疏抄自得の書なり近來の開講日正月十
J19_0397A11: 八日五月廿日七月廿日十一月廿五日に定む席役の僧
J19_0397A12: を指揮し其前月の二日の朝山内に配札あり席役には
J19_0397A13: 何谷誰と書
J19_0397A14: 何月何日何時淨土名目圖開講何谷誰 正月の時は前年配札ゆへ來ルの字を加ふ 何月何日何時天台菩薩戒經義疏開講 誰
J19_0397B15: 又再役は必す四つ時に開演席役は九つ八つ時なり再
J19_0397B16: 講には終講なし近來席役の玄談多分三門三段にのへ
J19_0397B17: 再講は三門五段にひらくしかし其書によりて異なる
J19_0397B18: もあり此二席再役席務の要制にして容易ならす是をつ
J19_0397B19: とむるの後は再役以上と稱し同席の内にて別格なり
J19_0397B20: 此外種種の規掟ありといへともこれを略す
J19_0397B21: 當山法席又は三脉九部の法則今略して圖せば
J19_0397B22: ○称号三級 西堂 和尚 上人 ○宗義領知八級 名目部 頌義部 選擇部 小玄義部 大玄義部 文句部 禮讃部 論部 無部 ○附法三級 五重 宗脈圓頓戒 布薩 ○學席五級 一番輪以下 縁輪 扇間 一文字 月行事 ○義解五級 席役 再役 論講 捌上読 下讀法門主

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