浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J18_0339A01: | 錄。曉癡談。覺睡草。日課念佛投宿編。遺訓。日課 |
J18_0339A02: | 勸導記等なり。しかれども多くは稿を脱せず。ただ |
J18_0339A03: | 投宿編。勸導記は。梓にきざみて世に行はる。 |
J18_0339A04: | 師生存。みづからの小木像を造り。常にこれを座右 |
J18_0339A05: | に置て。時時たはふれて云。汝はこれ何ものぞ。よ |
J18_0339A06: | く我に似たれども。無心にして寂靜たり。我はこれ |
J18_0339A07: | 何ものぞ。よく汝に似たれども。有心にして怱怱た |
J18_0339A08: | り。我と汝ともとこれ幻化。何ぞかく騷靜の天淵な |
J18_0339A09: | るやと。これみづから懈怠をいましめ。放逸を制す |
J18_0339A10: | るにたよりありとて。愛せられしを。師の沒後。義 |
J18_0339A11: | 幢。修補を加へて。奉侍供養せり。 |
J18_0339A12: | 師病床にいませし時。法孫何某をして。ひそかに師 |
J18_0339A13: | の頂相をうつしとどめしむ。これによりて畵工如春 |
J18_0339A14: | 齋季和をして。師の全相をゑががしむるもの二ふく。 |
J18_0339A15: | 來迎寺の經藏に安置し。專念寺に鎭藏す。來迎寺に安 |
J18_0339A16: | 置せる肖像には。八幡正法寺定玄上人の賛あり。つ |
J18_0339A17: | ぎにあぐるがごとし。 |
J18_0339B18: | 但州豐岡來迎寺。報恩藏中。遜譽 |
J18_0339B19: | 佛定和尚。肖像賛。 |
J18_0339B20: | 洛南。正法寺 定玄謹題 |
J18_0339B21: | 師是丹後圓頓人。天資聰敏出俗塵。剃度但州來迎 |
J18_0339B22: | 寺。掛搭東海三山垠。螢雪積功印嗣法。津梁專化 |
J18_0339B23: | 拜帝綸。壯年歸省補師蹟。長舌樅橫轉法輪。修 |
J18_0339B24: | 飾寺門輝二報。安置大藏含千諄。學通一代能 |
J18_0339B25: | 選法。心住西方深知津。自是東行度邦畿。 |
J18_0339B26: | 留錫鳳城慰兆民。前住智光後專念。寺號德行兼 |
J18_0339B27: | 名賓。甞得華頂幹事職。專漑吉水起涸鱗。乃 |
J18_0339B28: | 解寺職去塵務。老骨孜孜行更新。一朝臥病知 |
J18_0339B29: | 不起。應緇素請揭生因。造投宿編垂素輩。 |
J18_0339B30: | 述住持訓報緇倫。遂爲辭世認一首。念佛安詳 |
J18_0339B31: | 終其身。 |
J18_0339B32: | 瑞夢第二 |
J18_0339B33: | 師もとより。信を口稱念佛にとりて。即聲の往生を |
J18_0339B34: | 决得せられしかば。生涯感夢好相の沙汰なし。しか |