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J2580 袋中上人伝 〓 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J17_0740A01: 此一卷は山城州みかのはら心光庵に什寶とせる袋
J17_0740A02: 中上人二卷の繪詞傳のうつしなり今年壬辰の春三
J17_0740A03: 月十八日より廿四日まで袋中庵にて一七箇日別時
J17_0740A04: 念佛を修行しおのれ順阿が法施せんことを請求せ
J17_0740A05: らるこは今より七年の後つちのえ戌のとし上人二
J17_0740A06: 百回忌の正當なるを庵主信海尼あらかじめ勤修せ
J17_0740A07: らるるなりけりおのれ上人にえにしあれば幸ひ此
J17_0740A08: 時を得て專修念佛を勸るちなみ彼繪詞傳をひらき
J17_0740A09: て上人一世の芳蹤を稱揚してその遺德を讃歎せり
J17_0740A10: 此故にかの本傳の詞書を摸寫せしめてもて袋中庵
J17_0740A11: の什寶となすものなり。
J17_0740A12: 天保三年三月 洛東專念老隱順阿
J17_0740A13: (本傳題辭)
J17_0740A14: 奉閲袋中上人傳題其卷首
J17_0740A15: 薩埵神跡本無生母夢月輪胎覺羸童眼放光窺聖典令
J17_0740A16: 名遭試適師情造書百卷輝遐代振錫諸郷警衆氓八十
J17_0740A17: 八年扶佛化終時含笑感蓮迎。
J17_0740B18: 屬於法輪寺修上人二百回之法會請余法施乃借此
J17_0740B19: 傳本以擬談柄敢作一偈還之。
J17_0740B20: 洛東西光律寺老比丘十阿義聞

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