浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J17_0278A01: | 像をあらはして胎藏金剛兩部の種子を安す又摺寫の |
J17_0278A02: | 妙法蓮華經書寫の金光明經各一部開眼開題一心懇志 |
J17_0278A03: | 三寶知見し給と云云凡この間佛事いとなみ諷誦行す |
J17_0278A04: | る人これおほし僧正唱導をのそみ給へる故は上人所 |
J17_0278A05: | 造の選擇集を破せむかために淨土一决疑抄三卷をつ |
J17_0278A06: | くる上人面謁の時重重の問答に悉くつかへされて悔 |
J17_0278A07: | かなしみて見つから燒すてて歸伏しぬ猶猶そのとか |
J17_0278A08: | をかなしみて沒後の導師を勤られけり |
J17_0278A09: | 七七の追薦の圖 |
J17_0278A10: | その夜の夢に上人公胤に告て云往生の業の中に一日 |
J17_0278A11: | 六時刻一心不亂念功驗最第一六時稱名者往生必決定 |
J17_0278A12: | 雜善不決定專修決定善源空爲孝養公胤能説法成善不 |
J17_0278A13: | 可盡臨終先迎接源空本地身大勢至菩薩衆生敎化故來 |
J17_0278A14: | 此界度度 |
J17_0278A15: | 公胤夢に上人の告を蒙る圖 |
J17_0278A16: | |
J17_0278A17: | |
J17_0278B18: | 卷九 |
J17_0278B19: | 向福寺琳阿彌陀佛 |
J17_0278B20: | 建保四年丙子閏六月廿日種種の瑞相を示して僧正公 胤七十二 |
J17_0278B21: | 禪林寺の邊にして往生をとく于時紫雲はるかにたな |
J17_0278B22: | ひきて姑射山槐門に見へて太上天皇院使山つかはさ |
J17_0278B23: | れ准后の宮土御門の内大臣家方方より車馬をとほし |
J17_0278B24: | 花洛邊土の貴賤上下耳目を驚し侍けり |
J17_0278B25: | 公胤往生の圖 |
J17_0278B26: | 延曆寺のなしもとは實相圓融の坊靑蓮院は黄門皇胤 |
J17_0278B27: | の跡なり各各四明一山の貫主にそなはり兩門三千の |
J17_0278B28: | 棟梁にてまします賢哲なり或は在世のむしろには上 |
J17_0278B29: | 人をもて念佛の先達とし或は歿後の庭には諷誦を捧 |
J17_0278B30: | て往生の後會をちきる縱楞嚴の衣は墳墓をかたふく |
J17_0278B31: | へくとも彼此果後なかれいかてか遺骸をおろそかに |
J17_0278B32: | する事をえんや本山のためいかなるあやまりかきこ |
J17_0278B33: | へけむ後堀河院の御宇金剛壽院座主僧正圓基治山の |
J17_0278B34: | 時嘉祿三年六月廿一日に山の所司專當をつかはして |