浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J17_0267A01: | すむとて上中下の三品のはちすは念佛のなにあらは |
J17_0267A02: | し轉妙法輪かちはせは平生にあかむるほとけなりこ |
J17_0267A03: | ころは此界一人念佛名のいひなり |
J17_0267A04: | 經の島説法の圖 |
J17_0267A05: | むろのとまりにつき給けれは遊君ともまいり侍りけ |
J17_0267A06: | りむかしこまつの天皇八人の姬宮を七道につかはし |
J17_0267A07: | てけるより君といふなをととめ給ふある時天皇寺の |
J17_0267A08: | 別當僧正行尊拜堂のためにくたられける日江口神崎 |
J17_0267A09: | の君達舟にちかくよせけるとき僧の御船にみくるし |
J17_0267A10: | くと申けれはかくらをうたひ出侍けるに有漏地より |
J17_0267A11: | 無漏地へかよふ釋迦たにも羅こらの母はありとこそ |
J17_0267A12: | きけとうたひけれはさまさまの纒頭し給けり又同宿 |
J17_0267A13: | の長者病にしつみて最後のいまやうになにしにわか |
J17_0267A14: | みのをひにけむおもへはいとこそかなしけれいまは |
J17_0267A15: | 西方極樂の彌陀のちかひをたのむへしとうたひけれ |
J17_0267A16: | は紫雲うみの浪にたなひきぬ音樂みきりの松にかよ |
J17_0267A17: | ひ蓮花そらにふり異香身にかほりつつ往生をとけ侍 |
J17_0267B18: | りけるもこの上人の御すすめにしたかひたてまつる |
J17_0267B19: | ゆへなりわれも上人おかみたてまつりてその縁をむ |
J17_0267B20: | すはむとてまいり侍りけり |
J17_0267B21: | 遊女化導の圖 |