浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J17_0256A01: | れか歸せさらむと侍けるより各心肝に銘していまは |
J17_0256A02: | しめて聞けるやうに隨喜感涙抑かたし仍 太上天皇 |
J17_0256A03: | 院宣をくたして左京權大夫藤原隆信朝臣に眞影をう |
J17_0256A04: | つさしめて將來のかたみにとて蓮花王院の寶藏にこ |
J17_0256A05: | めらる |
J17_0256A06: | 講説の處並寫影の圖 |
J17_0256A07: | 念佛の人おほしといへとも關東には熊谷鎭西には聖 |
J17_0256A08: | 光房淨土の敎門に入しより他家をのそまさる人なり |
J17_0256A09: | 就中聖光房は一山の同侶猶契あり況證眞法印の門人 |
J17_0256A10: | なりかの法印は源空か甚深の同侶後世菩提を契たり |
J17_0256A11: | し人の弟子にてありしか源空か弟子になりて八ケ年 |
J17_0256A12: | かあひた受學せし人也と云云後白川院の御菩提のた |
J17_0256A13: | めに建久三年の秋やさかのやことの入道見佛やさか |
J17_0256A14: | の引導寺にして七日念佛勤行侍けるに禮讚の先達に |
J17_0256A15: | 心阿彌陀佛助音には沙彌見佛安樂住蓮なりこれは同 |
J17_0256A16: | 音六時禮讚のはしめなる |
J17_0256A17: | 御追善禮讚修行の圖 |
J17_0256B18: | 卷五 |
J17_0256B19: | |
J17_0256B20: | 春乘房唐より觀經の曼荼羅ならひに淨土の五祖の影 |
J17_0256B21: | をわたして東大寺の半作の軒のしたにて供養あるへ |
J17_0256B22: | しと風聞しけれは南都の三論法相の學侶數をつくし |
J17_0256B23: | てあつまりけるに二百餘人の大衆をのをのはたに腹 |
J17_0256B24: | 卷をき高座のわきになみゐて自宗等をとひかけてこ |
J17_0256B25: | たえんに紕繆あらは耻辱にあつへきよし僉議して相 |
J17_0256B26: | 待たてまつるところに上人すみそめの衣に高野ひか |
J17_0256B27: | さうちきていとこともなけなる體にてかさうちぬき |
J17_0256B28: | て禮盤にのほりてやかて説法はしまりぬ三論法相の |
J17_0256B29: | 深義をととこほりなくのへて凡夫出離の法口稱念佛 |
J17_0256B30: | にしくはなし念佛そしらむ輩は地獄に墮在すへきよ |
J17_0256B31: | し講説し給けれは二百餘人の大衆よりはしめて覆面 |
J17_0256B32: | をしのけて隨喜渴仰きはまりなし經藏へいらせ給け |
J17_0256B33: | れは各御供して後生たすけさせ給上人とおかみたて |
J17_0256B34: | まつる中に惡僧一人上人にたちむかひてたてまつり |