浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J17_0218A01: | 十二行。八十餘字書之。 |
J17_0218A02: | にしへよし行へきみちのしるへせよ |
J17_0218A03: | むかしも鳥のあとはありけり |
J17_0218A04: | 四七日 聖觀音 御導師法蓮房 |
J17_0218A05: | 弟子良淸願文云 |
J17_0218A06: | 先師當末法萬年之始。弘彌陀一敎之勝。智惠提劒。 |
J17_0218A07: | 莫耶之鋒非利。戒行瑩珠。摩尼之光比明。抑尊 |
J17_0218A08: | 靈先逝河去四七日。遠人望來迎之雲。就新墳 |
J17_0218A09: | 來兩三度。遺弟聞酷烈之香。倩思誠諦之言。雖請 |
J17_0218A10: | 菩提之揭焉。旨意彌以伏膺。 |
J17_0218A11: | 五七日 地藏菩薩 御導師權律師隆寬 |
J17_0218A12: | 弟子源智願文 |
J17_0218A13: | 彩雲掩軒。近見遠見而來集。異香滿室。我聞人聞 |
J17_0218A14: | 而嗟嘆矣。 |
J17_0218A15: | 六七日 釋迦如來 御導師法印聖覺 |
J17_0218A16: | 慈鎭和尚御諷誦文云 |
J17_0218A17: | 佛子。上人存日之間。談法文。常用唱導。結縁之 |
J17_0218B18: | 思不淺。濟度之契如深。因玆當六七日忌辰。聊 |
J17_0218B19: | 修諷誦。三鳴花鐘。擎法衣送往生家。解脱衣 |
J17_0218B20: | 是也。設法食至化城之門。禪悅食是也。然則幽靈 |
J17_0218B21: | 答彼平生之願。必生上品之蓮臺。佛子因此圓實 |
J17_0218B22: | 之思。早得最初之引接矣。 |
J17_0218B23: | 別當法印大和尚位增圓敬白 |
J17_0218B24: | 是草案。淸書ともに和尚の御筆也。大師嫡嫡の正統 |
J17_0218B25: | として山門の眞言の一流。祕密をつたへ奧義を極め |
J17_0218B26: | 給しかども。つねに上人に御對面ありて。本願の旨 |
J17_0218B27: | 趣をとぶらひ。極樂の往生を願ましましける。稱名 |
J17_0218B28: | の薰修猶日あさく。光陰の運轉時うつりぬとやおぼ |
J17_0218B29: | しめされけん。 |
J17_0218B30: | 極樂にまた我こころゆきつかす |
J17_0218B31: | ひつしのあゆみしはしととまれ |
J17_0218B32: | とぞ詠じましましける。又日吉社に百日御參籠の百 |
J17_0218B33: | 首の御詠のおくに。 |
J17_0218B34: | 人を見るも我身を見るもこはいかに |