浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J17_0198A01: | て往生しけるよし。後に人上人に語り申ければ。罪 |
J17_0198A02: | の輕重にはよらず。念佛すれば往生する現證なりと |
J17_0198A03: | ぞ。常に御物語ありけるが。さればとて念佛行者。 |
J17_0198A04: | 罪を犯せとにはあらず。所詮。罪は五逆も生るると |
J17_0198A05: | 信じて小罪をも恐れよ。念佛は一念に生ると信じ |
J17_0198A06: | て。多念をはげめとぞ仰られける。 |
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J17_0198B18: | 法然上人傳記卷第六下 |
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J17_0198B20: | 被著室津事 鹽飽地頭饗應事 |
J17_0198B21: | 善通寺參詣事 津戸三郞就進狀返狀事 |
J17_0198B22: | 在國之間念佛弘通事 一念義停止の事 |
J17_0198B23: | 被著室津事 |
J17_0198B24: | 同國むろの津に著給ける時。小船一艘近づき來れ |
J17_0198B25: | り。遊君の船と見ける間。上人の御船より人人しき |
J17_0198B26: | りに是を制しければ。遊女申云。上人の御船のよし |
J17_0198B27: | 承間。聊申入べき事侍ゆへに推參せるよし。いひも |
J17_0198B28: | はてず。やがて皷をならして。 |
J17_0198B29: | くらきよりくらき道にそ入ぬへき |
J17_0198B30: | はるかにてらせ山のはの月 |
J17_0198B31: | と。兩三度うたひて後。涙にむせびて云事なし。良 |
J17_0198B32: | 久く有て申けるは。むかし小松の天皇。八人の姬君 |
J17_0198B33: | を七道に遣して君の名を留め給き。これ遊君の濫觴 |
J17_0198B34: | 也。朝には鏡に向て容顏をかいつくろひ。夕には客 |