浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J17_0182A01: | からず。小僧かはりて罪をうくべし。もて師範の咎 |
J17_0182A02: | をすくはんと思ふ。凡其佛道修行の人。自他共に罪 |
J17_0182A03: | 業をかへりみるべし。然を強に俗諦隨事の假論を執 |
J17_0182A04: | して。いよいよ無明迷理の惑障に墮せんこと。いた |
J17_0182A05: | ましきかなや。悲しき哉や。乞。學侶の心あらん。 |
J17_0182A06: | 理に伏して執を變じ。法に優して罪をなだめよ耳。 |
J17_0182A07: | 死罪死罪敬白。 |
J17_0182A08: | 十一月十三日 專修念佛沙門圓證 |
J17_0182A09: | 大僧正御房へと云云 |
J17_0182A10: | 上人誓文におよび。殿下會通を設けられければ。衆 |
J17_0182A11: | 徒の欝訴とどまりにけり。 |
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J17_0182B18: | 法然上人傳記卷第五下 |
J17_0182B19: | |
J17_0182B20: | 頭光出現の事 瘧病の事 |
J17_0182B21: | 明遍參小松殿事 大胡消息事 |
J17_0182B22: | 頭光出現の事 |
J17_0182B23: | 同二年乙丑四月五日。上人月輪殿に參じて。念佛の法 |
J17_0182B24: | 門御談義數尅の後。退出し給し時。地の上よりたか |
J17_0182B25: | く蓮華をふみてあゆみ。金色の頭光赫奕として。形 |
J17_0182B26: | 貌は大勢至菩薩也。月輪禪定殿下庭上にくづれおり |
J17_0182B27: | させ給て。御額を地に付ておがみたてまつらせ給へ |
J17_0182B28: | ば。上人也。門外まで見送り給ふに。又大勢至也。 |
J17_0182B29: | 涙千行萬行。敢て譬に物なし。暫ありて肅然として。 |
J17_0182B30: | をどろきおきさせ給ひて。仰られて云。上人の頭上 |
J17_0182B31: | に金色の圓光顯現せり。希有の事おがみ奉る也と。 |
J17_0182B32: | 時に御前に侍は。戒心房右京權太夫隆信入道本蓮房中納言阿闍梨尋玄二人 |
J17_0182B33: | 也。ともに見奉らざるよし申。禪定殿下御歸依年ふ |
J17_0182B34: | りたりといへども。此後は彌陀の思ひをなし奉らせ |