浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J17_0065A01: | しかず。佛正ク。光明徧照、十方世界、念佛衆生、攝 |
J17_0065A02: | 取不捨。 |
J17_0065A03: | 法然上人。僧正行舜。僧正公胤。僧正覺實。法印顯 |
J17_0065A04: | 忠。法印圓豪。石金丸。法印公雅。法印道嚴。法印 |
J17_0065A05: | 信觀。この三人の法印は、御障子のうちにて、其形貌 |
J17_0065A06: | みえ給はず。各おのの官位は、後日の交名をしるす。 |
J17_0065A07: | 中院御宇元久元年甲子十一月七日普告門人七箇條の |
J17_0065A08: | 起請文云、取要略之。 |
J17_0065A09: | 一。一句文をうかがはずして、眞言止觀を破する事。 |
J17_0065A10: | 二。無智身をもて、物を論ずる事。 |
J17_0065A11: | 三。別解人と、本業をすてて、強嫌〓事。 |
J17_0065A12: | 四。念佛に戒行なしと號して、專婬酒食肉をすすめ |
J17_0065A13: | て、たまたま律儀の人をば、雜行と名て、彌陀 |
J17_0065A14: | の本願には、説勿恐造惡事。 |
J17_0065A15: | 五。癡人の、聖敎をはなれて、師説にあらざる事を |
J17_0065A16: | もて、智者に咲事。これは無智大天狗來て、猥 |
J17_0065A17: | く邪義述て九十五種異道、尤可恐之。 |
J17_0065B18: | 六。癡鈍身をもて、殊唱導を好て、正法を不知、 |
J17_0065B19: | 種種邪法を説て、恣妄説を成て、世間人を誑惑 |
J17_0065B20: | し、過殊重。寧國賊にあらずや。 |
J17_0065B21: | 七。右各雖一人説、所積爲予一身衆惡、汚彌陀 |
J17_0065B22: | 之敎文、揚師匠之惡名。不善之甚、無過之 |
J17_0065B23: | 者也。 |
J17_0065B24: | 以前起請如此。一文を學する弟子等、年來、 |
J17_0065B25: | 念佛を修といへども、聖敎にしたがふ故に、人 |
J17_0065B26: | の心、よの聞をおどろかさず。近來、不善のと |
J17_0065B27: | もがら、ただ彌陀の淨文をうしなふのみにもあ |
J17_0065B28: | らず、兼は、釋迦の遺法をけがす。何不加炳 |
J17_0065B29: | 誡乎。猶背制法輩は、是非予門人、魔眷屬 |
J17_0065B30: | 也。更不可來草庵。自今以後、各隨聞及、 |
J17_0065B31: | 必被觸之。餘人勿相伴。若不然者同意人 |
J17_0065B32: | 也。彼過如作者文其略之所詮、大旨如此。 |
J17_0065B33: | 座主問狀の圖 |
J17_0065B34: | 天台座主、御問狀付て、誓文を進給。其詞云、源空 |