浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J17_0060A01: | 蓮契上人、念佛房、湛斆上人、印西上人、重 |
J17_0060A02: | 源和尚、上人源空。 |
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J17_0060B18: | 本朝祖師傳記繪詞卷第二 |
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J17_0060B20: | 上西門女院に、上人、七日説戒し給ける時、前栽の |
J17_0060B21: | 草むらの中に、おほきなるくちなはありけり。夏の |
J17_0060B22: | 事也ければ、はめをとろかすといへども、日日にか |
J17_0060B23: | くることなくして、壟おりて、頗聽聞の氣色見えけ |
J17_0060B24: | れば、人びとめもあやにみける。第七日結願にあた |
J17_0060B25: | りて、この蛇、からかきのうへにのぼりて、やがて |
J17_0060B26: | 死しけるほどに、そのかしら二にわれにけるなかよ |
J17_0060B27: | り、蝶のやうなる物いづとみる人もあり、又かしら |
J17_0060B28: | ばかりわれたりとみる人もありけり。又天人ののぼ |
J17_0060B29: | るとみる人もありけり。むかし、遠行するひしり、 |
J17_0060B30: | このひ、くれにければ、野中につかあなのありける |
J17_0060B31: | に、とどまりて、夜もすがら、無量義經を暗誦しけ |
J17_0060B32: | るほどに、彼つかあなの中に、五百蝙蝠ありけり。 |
J17_0060B33: | この經を聽聞しつる功德によりて、このかはほり、 |
J17_0060B34: | 五百の天人となりて、忉利天に生ぬと夢につげけり。 |