浄土宗全書を検索する
AND検索:複数の検索語をスペースで区切って入力すると、前後2行中にそれらを全て含む箇所を検索します。
巻_頁段行 | 本文 |
---|---|
J16_0695A01: | 心ナリ第四卷ニ注ス●イカカセマシハイカカスヘ |
J16_0695A02: | キナリ夫木鈔ニ忠岑ノ長歌ニイカニセマシトウチ |
J16_0695A03: | ナケキ●參決シテマシモノヲトハ見參ニ入テ決斷 |
J16_0695A04: | スヘキニト也後撰集ニ中務秋風ノ吹ニツケテモト |
J16_0695A05: | ハヌカナ萩ノハナラハ音ハシテマシ●彼佛今現等 |
J16_0695A06: | トハ禮讃文也●疑殆ハ論語爲政ノ字ニテ二字トモ |
J16_0695A07: | ニウタカハシト訓ス第卅二卷ニ注シヌ |
J16_0695A08: | 承久三年。嵯峨の淸凉寺釋迦堂是也回祿の事侍しを。こ |
J16_0695A09: | のひじり。知識をとなへて。程なく造營ををへ。翌 |
J16_0695A10: | 年二月廿三日。供養をとけられにき。かの西隣の往 |
J16_0695A11: | 生院も。このひじりの草創なり。居をこの所にしめ |
J16_0695A12: | られしかは。なかば近程にて。毎日に淸凉寺にまう |
J16_0695A13: | でられけるか。建長三年十月晦日。入堂して寺僧に |
J16_0695A14: | あひて。けふばかりぞ。この御堂へもまいり侍らん |
J16_0695A15: | ずると申されけるを。なにともいとこころへざりけ |
J16_0695A16: | るほどに。同十一月三日。殊勝の瑞相ありて。往生 |
J16_0695A17: | の素懷をとげられにけり。生年九十五也。身もなや |
J16_0695B18: | む事なくて。けふをかぎりと申されけん。かねて死 |
J16_0695B19: | 期をしられたるほどもあらはれて。不思議にたうと |
J16_0695B20: | くぞおぼゆる。 |
J16_0695B21: | ●建長三年ハ後深草院即位五年辛亥歳也 |
J16_0695B22: | 畫圖 |
J16_0695B23: | ●左傳ノ昭公十八年ニ鄭子産禳災於玄冥回祿注 |
J16_0695B24: | ニ玄冥水神回祿火神也天災ニテ燒亡スルヲ回祿ト |
J16_0695B25: | 云ナリ●諸人ヲ勸メテ奉加助成セシムルヲ知識ヲ |
J16_0695B26: | トナフト云サレハ知識トハ朋友知音ナト云ニ同意 |
J16_0695B27: | ナリ本朝文粹十三ニ慶保胤ノ知識文ニ勸學會所欲 |
J16_0695B28: | 被故人黨結同心合力建立堂舍ト弘法大師唱 |
J16_0695B29: | 鐘知識文一首性靈集ニモ見エタリ東鑑ニハ建保 |
J16_0695B30: | 六年十一月十日嵯峨ノ棲霞寺ノ釋迦彌陀兩堂燒 |
J16_0695B31: | 失ス本尊ハ取出シ奉ル帝主編年記同之明年承久ト改元ス百練抄云承 |
J16_0695B32: | 久元年七月十九日釋迦堂上棟也貞應承久四年改元也元年二 |
J16_0695B33: | 月廿三日淸凉寺供養也法皇御幸雲客爲堂童子先 |
J16_0695B34: | 年回祿之後往生院念佛房所造營也砂石集第六ニ嵯 |