浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J09_0796A01: | 彌陀經十万卷等とは觀念法門の説也釋に云行者欲 |
J09_0796A02: | 生淨土唯須持戒念佛誦阿彌陀經日別十五遍 |
J09_0796A03: | 二年得一万日別三十遍一年一万也と此の勸めあ |
J09_0796A04: | るに依つて尋ぬる也次下六丁一箇條にも載之見るへ |
J09_0796A05: | し○日所作はかならす等とは此の一條御傳に載す卷 |
J09_0796A06: | は同前○韮葱〓鹿をくひてとは此の一條も御傳に |
J09_0796A07: | 載す具に隨聞記に註す見るへし但し五辛肉等食穢の |
J09_0796A08: | 事は次下十七丁にて辨すへし○答念佛はなににもさは |
J09_0796A09: | らすとは酒肉五辛を誡むることは佛門の通軌なり爾 |
J09_0796A10: | れとも本願の念佛にはさはらぬなりされとも別時と |
J09_0796A11: | 臨終とは各別の事なり○いかけをしとはいかけの事 |
J09_0796A12: | 翼賛廿二十九丁注の如し○服藥とは尼法師なと療養の |
J09_0796A13: | ために五辛を二七三七或は五十日百日なと期限して |
J09_0796A14: | 食する類也肉酒にも雖可通先つ服藥とあるは五辛 |
J09_0796A15: | 也彼の極熱の藥草を百日服すと云ふもにんにくと云 |
J09_0796A16: | ふの類也但し次下十一丁に尼の服藥の事尋あれは此れ |
J09_0796A17: | は俗人の事歟考ふへし○六丁念佛をは日所作にいくら |
J09_0796B18: | はかりとは此の一條御傳に載之○一万遍をはしめ |
J09_0796B19: | にてとは隨聞記に註せり見るへし○善導和尚のとは |
J09_0796B20: | 觀念門四丁の御釋なり次上五丁の表にも此の事あり見合 |
J09_0796B21: | すへし○五色の糸は等とは此の一條御傳に載す具に |
J09_0796B22: | は翼賛并に隨聞記の如し○七丁反故とはほうごとよむ |
J09_0796B23: | へし書物を書ちらしたる古き紙を云也一義には消 |
J09_0796B24: | 息の文章をも云へり齊の春秋に云沈麟士少淸貧以 |
J09_0796B25: | 反古寫書數千卷万葉に秋乃田のほぐとも雁のみ |
J09_0796B26: | ゆるかな誰れ大空に書ちらすらむ徒然上卷二十二段の注集説上二 |
J09_0796B27: | 十七丁云云されは歌にてはほくともよむと見へたり又は |
J09_0796B28: | 反古とも書けりほうぐともよむなり或は古き書を多 |
J09_0796B29: | くあつめたるを反故堆と云ふ禪錄に見へたり徒然參考二卷三丁 |
J09_0796B30: | ○和尚となり給へとは授戒の時に受者唱ふる言はあ |
J09_0796B31: | り例せは剃髮の時に大德一心に念し玉へ我某甲今 |
J09_0796B32: | 請大德爲和尚願大德爲我作和尚我依和尚故 |
J09_0796B33: | 得剃髮出家慈愍故にと三請するか如し其阿闍梨の |
J09_0796B34: | 文も亦準之授戒のときも如此作法あるなり○阿闍 |