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J1420 和語灯録日講私記 義山・素中 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J09_0770A01: 行の肝要の義を問答すれは要義問答と名け玉ふなら
J09_0770A02: ん○十二丁捨候へき世とは相迎上本二十四丁已下見合○いつ
J09_0770A03: れの月日等とは妙香院の淺近念佛抄序に云頓死また
J09_0770A04: くわかきにあらず重病かならすしも老を待つこと
J09_0770A05: なし誰かさためん今日その日にあらすとは爭てか
J09_0770A06: しらん我身その類にあらすとはと云へり御傳十五卷十九丁○五
J09_0770A07: 衰退沒とは大小五衰の相あり近くは三界義略解中
J09_0770A08: 三十六丁委し○生老等とは今八苦の中第六の五陰盛苦と
J09_0770A09: 第七の求不得苦を略せり生等の四苦は如常○愛別
J09_0770A10: 離苦とは可愛と相違するを云也○怨憎會苦とは非愛
J09_0770A11: と共に聚るを云なり名義集六之五十七丁十三丁答たわふれにあ
J09_0770A12: まの衣をき等とは此れ蓮華色比丘尼並に醉婆羅門の
J09_0770A13: 因縁なり智論十三卷卅二丁云如優鉢羅華比丘尼本生經説佛
J09_0770A14: 在世時此尼得羅漢果化諸婦女出家彼言我等持
J09_0770A15: 戒爲難恐破戒墮獄尼云墮者從墮久有出期我
J09_0770A16: 念昔時曾爲戯女因着袈裟至迦葉佛時乃得
J09_0770A17: 出家由破戒故墮獄今値釋迦却得出家解脱又
J09_0770B18: 三十二丁云佛在祇園彼因醉故來至佛所求度佛勅阿
J09_0770B19: 難度之醉醒乃却歸家比丘問佛佛言以無量世來
J09_0770B20: 無出家心因醉發心後當得道此二因縁は行事鈔并資持記等處處引之近くは度
J09_0770B21: 人儀五丁出之華色尼の事近くは沙石集二の下三十二丁六の上十八丁
J09_0770B22: 又往生講式吹三二十九丁○往生十因とは第一因の下上 卷十八丁
J09_0770B23: ○釋迦如來當來導師等とは大集經の説也第十卷二十四法滅盡品
J09_0770B24: 藏分曰爾時世尊告上首彌勒言正法像法諸比丘比丘
J09_0770B25: 尼毀破禁戒剃頭著袈裟者寄付汝手勿令彼
J09_0770B26: 等於諸資具乏少而終畧抄す具には要集下末卅八丁引之云云十四丁三會
J09_0770B27: 得脱とは龍華會にして彌勒を見奉りて得脱するを
J09_0770B28: 云三會得脱也龍華會とは彌勒の菩提樹を龍華樹と
J09_0770B29: 云也然るに彌勒成佛して初會の説法の時には九十
J09_0770B30: 六億の人得阿羅漢第二會の時には九十四億の人
J09_0770B31: 得阿羅漢第三會時には九十二億の人得阿羅漢釋
J09_0770B32: 迦遺法の弟子三歸五戒をたもち袈裟をかくるほと
J09_0770B33: の人は皆初會に得度すと云へり彌勒成佛經の説也要集記三之五十三丁同く指麾鈔九之
J09_0770B34: 四十六丁歸元直指上百一丁沙石集二下廿三丁○ある經の文にはとは追て考へし

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