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J1420 和語灯録日講私記 義山・素中 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J09_0758A01: ○他の行をましへんによりて等とは上來一向專修の
J09_0758A02: 事を釋し來れは此意も他の行をましへさる故に罪に
J09_0758A03: はなるましけれとも其の心底を推量するに念佛はか
J09_0758A04: りは不足に思ひて少しうたかひのある氣味なれは他
J09_0758A05: 事を加へて修するならんと也此の罪と云ふを唯かる
J09_0758A06: く意得へき也他の行を雜へねは本願には違はぬと云
J09_0758A07: ふほとのこと也○やうやうとは樣樣なり○ことに誠
J09_0758A08: を至すとはことには殊更也是れは勇猛強盛の心の事
J09_0758A09: を云へり○かたく申しなすとは夫人の眞心徹到又
J09_0758A10: は共發金剛志の意を云也云云東宗要四之二丁○にやとは次上
J09_0758A11: 二十一丁の處にあり○三十五丁かくとはかくのことくなり万葉
J09_0758A12: には是の字なり相迎上末五丁○あなかちとは強の字なり○
J09_0758A13: 曇鸞法師とは神智高遠三國知聞洞曉衆經獨步
J09_0758A14: 人外而於四論佛性彌所窮研後逢中國三藏菩提
J09_0758A15: 留支支授之以觀經從爾止四論講説修往生
J09_0758A16: 業一向念佛續高僧傳并迦才論の意也○四論とは中論百論十二智度
J09_0758A17: の四論也决疑一之六十三丁○現に往生し給へりとは鸞一夕夢
J09_0758B18: 梵僧我是龍樹便爲以偈告之謂落葉不可更附枝
J09_0758B19: 未束之粟不可倉中求白駒過隙不可暫時留
J09_0758B20: 已去者叵反未來未可追現在今何在白駒難可廻
J09_0758B21: 鸞聞其偈知其告終半夜之時發遣使者遍告諸
J09_0758B22: 村白衣弟子及寺内出家弟子可三百餘人一時雲集
J09_0758B23: 法師沐浴著新淨衣手執香爐正向西坐敎誡門
J09_0758B24: 徒索西方業日初出時大衆齊聲念彌陀佛便即壽
J09_0758B25: 終春秋六十有七旛華幢蓋高映院宇擧衆皆聞空
J09_0758B26: 内有微妙音樂西來東去同傳意也○道綽もまた講説を
J09_0758B27: やめてとは綽禪師は大涅槃部偏所弘傳講二十四
J09_0758B28: 遍常讃歎鸞法師智德高遠自云相去千里懸殊尚捨
J09_0758B29: 講説修淨土業已得往生况我小子所知所解何足
J09_0758B30: 爲德從大業五年已來即捨講説修淨土行一向
J09_0758B31: 專念阿彌陀佛同傳意也又道綽とは迦才論下五丁安樂記上
J09_0758B32: 二丁引之○三縣とは晋陽太原汶水也○三十六丁要决にいは
J09_0758B33: くとは科註下廿六丁右○又おなしき書とは同卷四十七丁○三空
J09_0758B34: とは人法倶空謂之三空也○九斷とは九無碍之道

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