浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J09_0758A01: | ○他の行をましへんによりて等とは上來一向專修の |
J09_0758A02: | 事を釋し來れは此意も他の行をましへさる故に罪に |
J09_0758A03: | はなるましけれとも其の心底を推量するに念佛はか |
J09_0758A04: | りは不足に思ひて少しうたかひのある氣味なれは他 |
J09_0758A05: | 事を加へて修するならんと也此の罪と云ふを唯かる |
J09_0758A06: | く意得へき也他の行を雜へねは本願には違はぬと云 |
J09_0758A07: | ふほとのこと也○やうやうとは樣樣なり○ことに誠 |
J09_0758A08: | を至すとはことには殊更也是れは勇猛強盛の心の事 |
J09_0758A09: | を云へり○かたく申しなすとは夫人の眞心徹到又 |
J09_0758A10: | は共發金剛志の意を云也云云東宗要四之二丁○にやとは次上 |
J09_0758A11: | 二十一丁の處にあり○三十五丁かくとはかくのことくなり万葉 |
J09_0758A12: | には是の字なり相迎上末五丁○あなかちとは強の字なり○ |
J09_0758A13: | 曇鸞法師とは神智高遠三國知聞洞曉衆經獨步 |
J09_0758A14: | 人外而於四論佛性彌所窮研後逢中國三藏菩提 |
J09_0758A15: | 留支支授之以觀經從爾止四論講説修往生 |
J09_0758A16: | 業一向念佛續高僧傳并迦才論の意也○四論とは中論百論十二智度 |
J09_0758A17: | の四論也决疑一之六十三丁○現に往生し給へりとは鸞一夕夢 |
J09_0758B18: | 梵僧我是龍樹便爲以偈告之謂落葉不可更附枝 |
J09_0758B19: | 未束之粟不可倉中求白駒過隙不可暫時留 |
J09_0758B20: | 已去者叵反未來未可追現在今何在白駒難可廻 |
J09_0758B21: | 鸞聞其偈知其告終半夜之時發遣使者遍告諸 |
J09_0758B22: | 村白衣弟子及寺内出家弟子可三百餘人一時雲集 |
J09_0758B23: | 法師沐浴著新淨衣手執香爐正向西坐敎誡門 |
J09_0758B24: | 徒索西方業日初出時大衆齊聲念彌陀佛便即壽 |
J09_0758B25: | 終春秋六十有七旛華幢蓋高映院宇擧衆皆聞空 |
J09_0758B26: | 内有微妙音樂西來東去同傳意也○道綽もまた講説を |
J09_0758B27: | やめてとは綽禪師は大涅槃部偏所弘傳講二十四 |
J09_0758B28: | 遍常讃歎鸞法師智德高遠自云相去千里懸殊尚捨 |
J09_0758B29: | 講説修淨土業已得往生况我小子所知所解何足 |
J09_0758B30: | 爲德從大業五年已來即捨講説修淨土行一向 |
J09_0758B31: | 專念阿彌陀佛同傳意也又道綽とは迦才論下五丁安樂記上 |
J09_0758B32: | 二丁引之○三縣とは晋陽太原汶水也○三十六丁要决にいは |
J09_0758B33: | くとは科註下廿六丁右○又おなしき書とは同卷四十七丁○三空 |
J09_0758B34: | とは人法倶空謂之三空也○九斷とは九無碍之道 |