浄土宗全書を検索する
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| 巻_頁段行 | 本文 | 
|---|---|
| J09_0593A01: | にて往生はし候へきか | 
| J09_0593A02: | 答。善知識にあはずとも。臨終おもふ樣ならずとも | 
| J09_0593A03: | 念佛さへ申さは往生すへし | 
| J09_0593A04: | 一誹謗正法は。五逆のつみにおほくまされりと申候 | 
| J09_0593A05: | はまことにて候か | 
| J09_0593A06: | 答。これはいと人のせぬ事にて候 | 
| J09_0593A07: | 一死て候はんもののかみは。そり候へきか | 
| J09_0593A08: | 答。かならすさるまし | 
| J09_0593A09: | 一心に妄念のいかにも思はれ候は。いかかし候へき | 
| J09_0593A10: | 答。ただよくよく念佛を申させ給へ | 
| J09_0593A11: | 一わかれうの。臨終の物の具。まづ人にかし候はい | 
| J09_0593A12: | かか候へき | 
| J09_0593A13: | 答。くるしからす | 
| J09_0593A14: | 一五色のいとをうむ事はいかか | 
| J09_0593A15: | 答。おさなきものに。うます | 
| J09_0593A16: | 一節ある楊枝をはつかはず續帶靑帶無文の帶するは | 
| J09_0593A17: | いむと申候は | 
| J09_0593B18: | 答。くるしからす | 
| J09_0593B19: | 一服藥のわたは。あらひ候はざらんはいかか候 | 
| J09_0593B20: | 答。くるしからす | 
| J09_0593B21: | 一よき物をき。わろきところに居て。往生ねかひ候 | 
| J09_0593B22: | はいかか | 
| J09_0593B23: | 答。くるしからす。八齋戒の時こそ。さは候はめ | 
| J09_0593B24: | 一月のはばかりの時。經よみ候はいかか | 
| J09_0593B25: | 答。くるしみあるへしとも見えす候 | 
| J09_0593B26: | 一申す事のかなひ候はぬに。佛をうらみ申はいかか | 
| J09_0593B27: | 答。うらむへからす。縁により信のありなしによ | 
| J09_0593B28: | りて。利生はあり。この世のちの世。佛をたのむに | 
| J09_0593B29: | はしかす | 
| J09_0593B30: | 一ひるししは。いづれも七日にて候か。又ししの干 | 
| J09_0593B31: | たるは。い見ふかしと申候はいかに | 
| J09_0593B32: | 答。ひるも香うせなははばかりなし。ししのひたる | 
| J09_0593B33: | によりて。いみふかしといふ事はひが事 | 
| J09_0593B34: | 一月のはばかりのあひだ。神の料に。經はくるしく |