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J1360 一枚起請文梗概聞書 関通 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J09_0170A01: 興門畢ぬ
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J09_0170A17: 圓光大師御遺訓一枚起請文梗概聞書上
J09_0170B18: 圓光大師御遺訓一枚起請文梗概聞書中
J09_0170B19:
J09_0170B20: 第四に躰性門とは。起請を躰とす。起は驚覺發起を
J09_0170B21: 義とす請は奉請勸請招請のいいなり。謂ふに佛菩薩
J09_0170B22: 諸天善神大小の神祇を驚動せしめ。此座へ勸請招請
J09_0170B23: して。誓言する所の。其品虚妄なき旨を證せしめ。
J09_0170B24: 若一分一毛も不實の事あらは。此佛神三寶の罸を蒙
J09_0170B25: りて。今世後世。永く叶はぬ身と成んと誓言するを。
J09_0170B26: 起請とは云ふ也。此事三國に通して有事也。別して
J09_0170B27: 佛法には誓願とも誓約とも云ひて。三世の佛菩薩通
J09_0170B28: してなし玉ふ事也この誓言によりて。大地も震動し。
J09_0170B29: 天華も雨降るに及へり。今此躰性門の所詮は。何の
J09_0170B30: 爲の起請誓言そと尋ぬるに。本願は唯口稱にして聲
J09_0170B31: うち擧て南無阿彌陀佛と申せは。决定往生に疑ひ
J09_0170B32: なし。此外には全く毫も子細なしと云ふ事を。起請
J09_0170B33: 誓言し玉へり。此一事數遍翫熟すへし。されは勢觀
J09_0170B34: 上人の奧書にも。門人邪義を存する人多し。上人滅

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