ウィンドウを閉じる

J1360 一枚起請文梗概聞書 関通 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J09_0161A01: 淨土法門不審可問誰人乎上人答曰聖光房金光房
J09_0161A02: 委知所存彼等爲遠國能化爲汝不易京中聖覺法
J09_0161A03: 印亦知我義本傳同之又云聖覺法印説法次云聖光房上人
J09_0161A04: 數年稽古故上人御義一分不違誓言及度度云云敬蓮
J09_0161A05: 社聞此説法疎一念義而令成善導寺御弟子畢
J09_0161A06: 本傳云然上人遣自筆誓狀鎭西云源空所存皆申于
J09_0161A07: 御邊畢此外若有所存者以梵釋四王可奉仰其
J09_0161A08: 已上在判又かの勢觀上人・嘉禎三年九月二十一日・聖
J09_0161A09: 光上人へ送られける狀に云相互不見參候年月多積
J09_0161A10: 候于今存命今一度見參今生難有覺候哀候者歟抑
J09_0161A11: 先師念佛之義末流濁亂義道不似昔不可説候御邊
J09_0161A12: 一人正義傳持之由承及候返返本懷候喜悅無極思給
J09_0161A13: 候必遂往生之本望可期引導値遇縁候者也以便
J09_0161A14: 宜捧愚札御報何日拜見哉他事短筆難盡候云云
J09_0161A15: 後文永の頃・聖光房附法の弟子・然阿彌陀佛と・勢
J09_0161A16: 觀房の附弟蓮寂房と・東山赤築地にて四十八日の談
J09_0161A17: 義をはしめしとき・然阿彌陀佛をよみくちとして・
J09_0161B18: 兩流を挍合せられけるに・一として違する所なかり
J09_0161B19: ければ・蓮寂房の云く・日頃勢觀房の申されしこと
J09_0161B20: ば・今すてに符合しぬ・予か門弟に於きては・鎭西
J09_0161B21: の相傳をもて我義とすへし・さらに別流をたつべか
J09_0161B22: らずと・これによりてかの勢觀房の門流は・みな鎭
J09_0161B23: 西の義に依附して・別流をたてずとぞうけ給はる・
J09_0161B24: その外安居院の聖覺法印・二尊院の正信房なとも・
J09_0161B25: わか義のあやまらぬ證據には・聖光房をこそ申され
J09_0161B26: けれ・當世筑紫義と號するは・かの聖光房の流にて
J09_0161B27: 侍るとなん・已上勅傳卷四十六又决答疑問抄上云然阿問乘願
J09_0161B28: 上人云故上人遺弟其義水火而各各稱相傳眞僞如
J09_0161B29: 何彼人答曰當時京中興盛義共一字一言非故上人義
J09_0161B30: 聖光房上人爲修學者之上多年稽古之人也偏是故上
J09_0161B31: 人之義也不及不審事也此事非偏頗候若存偏
J09_0161B32: 頗者京中人人可讃申候然而得罪事也全非虚言
J09_0161B33: 云云湛空上人云故上人御義留鎭西善導寺内也云云
J09_0161B34: 覺説法次云京中興盛之義全非故上人御義但鎭西聖

ウィンドウを閉じる