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Z1460 即心念仏摘欺説続 敬首 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
Z14_0377A01: かと。邪見して。手を付ず。本の通り。生れ付たる心の
Z14_0377A02: 通り。無記心のまゝ。などゝ云はる。しかし。此邪見
Z14_0377A03: は。次上の辨にて。快く滅却せん。
Z14_0377A04: 然れば○點に非ずや。 上來段々に。申す通りなれ
Z14_0377A05: ば。事の念佛は。いざ知らず。卽心念佛には。心を其ま
Z14_0377A06: ゝにしてと云ふが。甚だよく的當せし。眞正の訓詁な
Z14_0377A07: り。願は。人我を止めて。眞實に領解し玉へ。 さて。
Z14_0377A08: そのまゝと云ふは。訓詁なり。訓詁のことを。點と申
Z14_0377A09: すことありや。承りたし。
Z14_0377A10: 享保巳酉五月上旬。追て此れを書付さす。 此追書
Z14_0377A11: は。其辨の。前後するのみならず。其體も。又或問とは
Z14_0377A12: 見へず。餘り事さはがしき。御ことに候。
Z14_0377A13:
Z14_0377A14:
Z14_0377A15:
Z14_0377A16:
Z14_0377A17: 卽心念佛摘欺說續
Z14_0377B01: 略論安樂淨土義非曇鸞撰駁附
Z14_0377B02:
Z14_0377B03:  略論安樂淨土義非曇鸞撰
Z14_0377B04: 駁云。此題。上か下かに。辨の字なりとも。付けられ
Z14_0377B05: よ。此れのみならず。總體有る人の漢文は。口不調法
Z14_0377B06: に聞ゆ。
Z14_0377B07:  世所刊行略論安樂淨土義。者の字。入れたし。其文鄙野俚俗
Z14_0377B08:  重語。くどし。決非曇鸞菩薩之の字。入れたし。。具如或問餘說
Z14_0377B09:  辨
Z14_0377B10: 駁云。餘說の外。か樣に一篇書き立てゝ。安樂義を辨
Z14_0377B11: ずるからは。彼に略せる惡き文をば。逐一擧げて辨ず
Z14_0377B12: べきことなるに。それをば一も擧げず。たゞ惡口にて
Z14_0377B13: 紛かす狂惑は何ごとぞや。さて𤍠の字餘の字何の字
Z14_0377B14: 度の字。兩朝自由取意一路子。欺心乃欺天也の譯さ
Z14_0377B15: へ知らぬ人の文章沙汰。をごりなり。入らぬことな
Z14_0377B16: り。かく身の程をも知らずして。歷々なる唐人の文を
Z14_0377B17: めくら打に鄙野俚俗とは勿體なき誹謗正法かな。か

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