浄土宗全書を検索する
AND検索:複数の検索語をスペースで区切って入力すると、前後2行中にそれらを全て含む箇所を検索します。
ページは以下の8種類からなる。
(1)から(6)のページには共通して「ホーム」、「ご挨拶」、「テキスト選択検索」、「使用方法」、「テキストについて」、各ページへのリンクがページの上下二箇所に張ってある。また、「検索語入力」テキストフィールド、「検索」ボタン、「AND 検索」の説明がある。
(3)−1「結果詳細」と(3)−2「結果画像」はポップアップするページであり、(3)「結果一覧」からのみ開くことができる。
検索語(検索したい文字の列)を「検索語入力」テキストフィールドへ入力する。リターンキーか「検索」ボタンを押すと「結果一覧」ページに移動して、検索結果一覧が表示される。
検索語を変更する時は、「検索」ボタンの右にある「入力クリア」ボタンを押すと、「検索語入力」テキストフィールド内の文字が消去される。
「テキスト選択検索」ページでは、『浄土宗全書』の正続、巻、書名を、ツリー表示された中から選び、文書単位の検索することができる。
「結果一覧」ページには、上から順に次の内容が表示される。
・「文字色と文字サイズ」の説明。以下の、「4.文字表示」の項を参照すること。
・入力した検索語と、新字・旧字の組み合わせを変えた「検索対象」。新字・旧字の組み合わせの例を示す。検索語が「南無阿弥陀仏」の場合、「南無阿弥陀仏(検索対象:(南(無|无)阿(弥|彌)(陀|陁)(仏|佛)))」の検索結果、と表示される。例えば、検索語の2文字目は「無」という字だが、検索の際には、2文字目を「无」にした文字列をも探した、という意味である。4文字目以降の「弥陀仏」についても同様である。
・見つかった文字列の全件数。
・検索結果一覧の表。
表の1行目にはそれぞれの列の内容が示されている。左から、「巻_頁段行」、「画像」、「書名」、「著者・巻数」、「本文」である。
「巻_頁段行」:初めの3桁は、書籍名と巻数を表す。1桁目が書籍の種類、続く2桁が書籍の巻数を表す。書籍の種類は『浄全』を表わす J、『続浄』を表す Z、巻数は『浄全』の場合 01 から 20 まで、『続浄』の場合は 01 から 19 までである。4桁目は常にアンダースコアで、5桁目以降と区切る。5桁目からの4桁はページ数である。0000 ページから 9999 ページまでを表示できるようにしてある。9桁目はA(上段)か B(下段)として使用している。10 桁目からの最後の2桁は、行数を表すのに用いている。例えば、「Z18_0456B02」は、『続浄』18 巻、456ページ、下段の 2 行目を表す。
「画像」:この列の「IMG」という文字には、ページ単位の画像データが表示される「結果画像」ページへのリンクが張ってある。
「書名」:書名を表す。巻数を含む場合もある。註)
「著者・巻数」:著者名を表す。文書の巻数を含む場合もある。註)
「本文」:検索語を含む2行が表示される。2行を表示するのは、検索語が行をまたいでいる時にも検索語全体を表示するためである。検索語は赤字で表示される。
「結果一覧」ページの「巻_頁段行」の数字の列にはリンクが張られていて、数字をクリックすると「結果詳細」ページが開く。
「結果詳細」ページにはページ単位の文字データが表形式で表示される。表示内容は、「巻_頁段行」、「書名」、「著者・巻数」、「本文」であり、「結果一覧」ページに表示されるものと同じである。
表の上には、「前の頁(巻_頁)」、「次の頁(巻_頁)」というリンクがあり、それらのリンクをクリックすると、表示されているページのひとつ前のページ、あるいは、次のページが表示される。
ページ右上の「×」印を押すと、そのページのページが閉じる。
「結果一覧」ページの「画像」の列の「IMG」という文字をクリックすると、ページ単位の画像データを表示する「結果画像」ページが開く。
「結果画像」ページにはページ単位の画像データが表示される。画像の上に、『浄全』『続浄』の別、巻数、ページ番号、および、300dpi の解像度でスキャンして作られた画像であることが表示されている。この画像は、山喜房版の『浄土宗全書』、『浄土宗全書続』を解像度 300dpi でスキャンして白黒二値の png ファイルにしたものである。dpi は dots per inch の頭文字を並べたもので、1インチ(約 2.54cm)当たりを何個のドット(点)で表現するかを表わす数である。
画像の上には、「前の頁(巻_頁)」、「次の頁(巻_頁)」というリンクがあり、それらのリンクをクリックすると、表示されているページのひとつ前のページ、あるいは、次のページの画像データが表示される。ページ右上の「×」印を押すと、そのページのページが閉じる。
本システムでは、AND 検索が可能である。複数の検索語を全角か半角かのスペースで区切って入力すると、前後2行中にそれらの検索語を含む箇所が表示される。各ページの「検索」ボタンの右には AND 検索の仕方についての簡単な説明がある。ここでは、AND 検索を行う範囲について記しておく。本システムでは、複数の検索語を探す範囲を『続浄』の2行にしている。範囲が狭過ぎると、複数の検索語を含む箇所は殆ど見つからない。逆に範囲が広過ぎると、遠く離れた場所に複数の検索語を含むような例をも見つけてしまって、実際には役に立たない検索結果が多くなる。参考までに、他の検索システムがどの程度の範囲で AND 検索をしているかを記しておく。『大正新脩大蔵経』の検索システムである SAT 2012 は、pseudo paragraph (みなしパラグラフ) という範囲を検索単位としている。これは、1行の文字数が 27 文字未満の行を段落の最終行とみなして、コンピュータが自動的に段落に分割する、というものである。浄土宗教学院の「浄土宗全書検索システム」は AND 検索の範囲を5行にしている。
「結果一覧」ページに表示されている、「文字色と文字サイズについて」説明する。
色の文字で表示される。
本文中の小文字、割書、割書斜め、割書中の割書、傍註が検索語の場合には、上に示したそれぞれの色ではなく、赤字で表示される。
註
現時点では、「結果一覧」と「結果詳細」の両ページでは、巻数が「書名」に表示される場合と、「著者・巻数」に表示される場合がある。