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J2710 関通和尚行業記 〓 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J18_0235A01: 山田の淸雲院よりゆづり受られける。今圓成寺の曼
J18_0235A02: 陀羅堂に安置せるこれなり。
J18_0235A03:
J18_0235A04:
J18_0235A05:
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J18_0235A15:
J18_0235A16:
J18_0235A17: 關通和尚行業記卷之上
J18_0235B18: 關通和尚行業記卷之中
J18_0235B19:
J18_0235B20: 師。唯みづから空門に入るのみにあらず。父母兄弟
J18_0235B21: をはじめ親族多く勸て塵家を出さしむ。師の父は敎
J18_0235B22: 岸母は妙敎といふ。西方寺を去事遠からずして艸庵
J18_0235B23: を結び。母妙敎を此に居らしめ。父敎岸は寺に迎て孝
J18_0235B24: 養せられき。敎岸最初彼一念義にしたがひて數遍の
J18_0235B25: 稱名を勤るにこころなし。師深くこれを悲み常に慰
J18_0235B26: 諭し。ねんごろに數遍をすすめられしかど。信受の
J18_0235B27: 色もなかりしが。つひには日課一萬聲を強て誓約さ
J18_0235B28: せしめられしほどに。その後はせんかたなく。等閑
J18_0235B29: がてらにこれを修せられけり。師誠を凝して佛の護
J18_0235B30: 念を請。怠りなく父の正念往生を祈願せられしが。
J18_0235B31: 享保十三年七月初旬より。病に臥し病中好相を感得
J18_0235B32: し。年來の確執たちまちにぬけ。ことさらに師に向
J18_0235B33: て前非を悔ひ敎導の恩を謝し。餘事を談ぜず。一心
J18_0235B34: に念佛し同廿一日正念にして終られける。委くは隨

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