浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J16_0625A01: | 爲城郭羣居之間同十五日差遣官軍依被 |
J16_0625A02: | 攻之堂衆等退散ナトアリ具ニハ第廿六卷ニ注シ |
J16_0625A03: | ヌ冬ノ比トハ上ニ十一月十五日トアリ東鑑ハ十月 |
J16_0625A04: | ノ紀ニ注セリ●安居ハ一夏九旬ノ間僧衆アツマリ |
J16_0625A05: | 居テ安穩ニ佛道修行スルヲ云要覽ナリ二十六條式慈慧 |
J16_0625A06: | 云一夏講演之旨爲鎭護國家成熟年糓也事 |
J16_0625A07: | 須講文釋義盡卷顯理者也須已被允定之僧 |
J16_0625A08: | 一向習學三經文義中畧仁王法華最勝是三經也也盛衰記九云九旬安 |
J16_0625A09: | 居ノ供華モ此伽藍西塔釋迦堂ヨリ始レリ釋書資治表云 |
J16_0625A10: | 延曆二十五年四月詔十五大寺及國分寺創安居 |
J16_0625A11: | 講仁王護國經立爲式●詩ノ小雅鴻雁ニ鴻雁于 |
J16_0625A12: | 飛哀鳴嗷嗷言心ハ衆鳥共ニ鳴テソノ音カシカマ |
J16_0625A13: | シキナリ又説文ニ嗷嗷衆口愁也ト●抜羣ハ衆人ニ |
J16_0625A14: | ヌケ出ルナリ陸士衡謝平原内史表曰擢自羣 |
J16_0625A15: | 萃注向曰言抜於羣聚之中唐高僧慧岸法師傳ニ |
J16_0625A16: | 姿貌挺特有抜羣美白氏文集六十七ニ才高抜 |
J16_0625A17: | 俗行茂出羣名譽ハ第三卷ニ見ユ●傍若無人次上 |
J16_0625B18: | ノ卷ニ注シヌ●凡僧トハ此時イマタ官位モナカリ |
J16_0625B19: | キトナリ●法﨟官位等ノ尊卑ニ隨テ妄ニ乘輿スル |
J16_0625B20: | 事ヲ許サス是山門ノ先規ニシテ山中ノ佛神靈威貴 |
J16_0625B21: | シテ諸人ノ歸仰スル處ナレハナリ其旨承德三年十 |
J16_0625B22: | 一月廿四日正四位藤原朝臣行家山上ノ堂舍建立ノ |
J16_0625B23: | 奉行トシテ老者ナレハ巡撿スルニ步行叶ヒカタク |
J16_0625B24: | 手輿ニ乘テ山上ニ往反セン事ヲ乞シ狀ニ見ユ其訴 |
J16_0625B25: | 狀以下朝野羣載ニアリ或ル山家者ノ云ク於テハ肩輿ニ者不敢テ制セ之ヲ至テハ手輿ニ者除テ法會ヲ雖僧 |
J16_0625B26: | 綱ト而不能ニ叨リニ用コト之ヲ也 |
J16_0625B27: | ●金子山ハ八王子山也二ノ宮ノ上ノ山腹ヲ云 |
J16_0625B28: | 上人小松殿の御堂に。おはしましけるとき。元久元 |
J16_0625B29: | 年三月十四日に。律師に參給けるに。上人後戸に出 |
J16_0625B30: | むかひ給て。ふところより一卷の書をとりいだし |
J16_0625B31: | て。これは月輪殿の仰によりて。えらひ進ずるところ |
J16_0625B32: | の選擇集なり。のするところの要文要義は。善導和 |
J16_0625B33: | 尚淨土宗をたてたまふ肝心なり。はやく書寫して披 |
J16_0625B34: | 覽すへし。もし不審あらはたづね問へきなり。源空 |