浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J16_0597A01: | 圓光大師行狀畵圖翼贊卷四十二 |
J16_0597A02: | |
J16_0597A03: | 事義 |
J16_0597A04: | |
J16_0597A05: | 傳本第四十二 |
J16_0597A06: | 上人の歿後。順德院の御宇建保。後堀川院の御宇貞 |
J16_0597A07: | 應嘉祿。四條院の御宇天福延應。たびたび一向專修 |
J16_0597A08: | 停止の勅をくださるる事ありしかども。嚴制すたれ |
J16_0597A09: | やすく。興行とどまりがたくして。遺弟の化導都鄙に |
J16_0597A10: | あまねく。念佛のこゑ洋洋として耳にみてり。これ |
J16_0597A11: | あに止住百歳の佛語むなしからずしてやうやく利物 |
J16_0597A12: | 偏增の益をあらはすにあらずや。 |
J16_0597A13: | ●順德院ハ人皇八十四代諱守成後鳥羽院第三之御子母ハ修明門院藤原重子贈左大臣範季之女也●後堀川院ハ人皇八十五代諱茂仁高倉院ノ御孫二品守貞親王後號後高倉院第三ノ御子也母ハ北白川院入道中納言藤原基家卿ノ女也●四條院ハ人皇八十六代諱秀仁後堀河院ノ太子御母ハ藻壁門院光明峰寺攝政道家ノ女也 |
J16_0597A14: | ●建保元年ハ上人入滅ノ翌年ナリ此年明惠上人摧 |
J16_0597A15: | 邪輪ヲ造リ及勅ヲ蒙リテ莊嚴記ヲ作ルト彼記之奧書イ |
J16_0597B16: | ヘリサレハ叡慮ヲモテ此宗ノ所立ヲ破セシメ終ニ |
J16_0597B17: | 停止ノ沙汰ニ及ヘルナラン嘉祿三年廟堂ヲ破却シ |
J16_0597B18: | 隆寬律師配流セラル百練抄及十六門記ニ安貞元年トアリ是即嘉祿三年十二月廿日ニ改元也貞 |
J16_0597B19: | 應元年ヨリ凡六年ヲ經テ嘉祿三年ナリ百練抄云文 |
J16_0597B20: | 曆元年七月二日花山院侍從入道故中納家經ノ息俗名敎雅稱念 |
J16_0597B21: | 佛上人集傾城之類被行過法仍令却離件法 |
J16_0597B22: | 師處遠流餘黨等可追却於洛外之由被下宣 |
J16_0597B23: | 下東鑑云文曆二年七月廿四日稱念佛者着黑 |
J16_0597B24: | 衣之輩近年充滿都鄙橫行所郡宣旨雖及度 |
J16_0597B25: | 度未被對治可重被宣下之由可被申京 |
J16_0597B26: | 都ナトアリ文曆元年ハ天福二年ニ改元アテ六年 |
J16_0597B27: | ヲ經テ延應元年ナリ淨土宗派云西身覺阿兩上人 |
J16_0597B28: | 元祖ノ門弟及上人滅後於鎌倉念佛弘通勸進時葉上法 |
J16_0597B29: | 印建仁ノ榮西加疑難於此宗妨念佛之行爰兩上人經 |
J16_0597B30: | 奏聞於公家捧解狀於將軍家之處被捨彼謬 |
J16_0597B31: | 難被立念佛行畢ト云云年代未詳此ヨリ前ニモ |
J16_0597B32: | 關東ニ念佛停止ノ事アリ東鑑十六ニ正治八十三代土御門ノ院 |