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J2310 円光大師行状画図翼賛 円智・義山 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J16_0560A01: 伏見院ト申傳フル由寺僧筆記スヲ添ラレタリ但三衣トモニ現在シ
J16_0560A02: テ親拜セリ又奧州岩城郡矢目ノ如來寺ハ良山上
J16_0560A03: 人ノ開基ニテ月形ノ箱ト云アリ諸尊儀軌三部大曼
J16_0560A04: 荼羅圓戒諸道具慈覺傳持ノ衣ヲ彼箱ニ納メタリ即
J16_0560A05: 是上人ヨリ湛空ニ傳ハル圓戒相承ノ事第四十三卷ニアリ空弟子ニ遺
J16_0560A06: 屬シテ云良忠ニ傳フヘシト如何ナル故ニヤ忠公ニ
J16_0560A07: ハ傳ハラスシテ越テ道光ニ至ル光ヨリ妙觀房良
J16_0560A08: 山ニ傳ハテ彼寺ノ重寳トナルトイヘリ●頭北面西
J16_0560A09: ハ是佛涅槃ノ儀式ニシテ又釋氏ノ臥法ナリ敎誡儀
J16_0560A10: 云臥須右脇著牀席不得仰身累足左脇而
J16_0560A11: 臥僧祇律云若仰向者阿修羅臥覆地者餓鬼
J16_0560A12: 臥左脇臥貪欲人臥比丘應如師子獸王順身臥乃至
J16_0560A13: 以右脇著下如師子王臥累兩脚合口舌拄
J16_0560A14: 上斷枕右手舒左手順身上九卷傳ニ門弟等
J16_0560A15: 今マテ端坐ナリシヲ此時ニ至リテフシ給フ事イカ
J16_0560A16: カト申ケレハワレ身ヲ娑婆ニ宿ス事ハ淨土ノ徑路
J16_0560A17: ヲヒラカンカ爲今神ヲ極樂ニカヘス事ハ往生ノ軌
J16_0560B18: 則ヲシメサンカ爲ナリ我若端坐セハ人定テ是ヲ學
J16_0560B19: ハンカ病ノ身ハ起居タヤスカラス恐ラクハ正念ヲ
J16_0560B20: 失ヒテン本師釋尊ステニ如此是亦衆生ノ爲ナリ
J16_0560B21: 端坐叶ハサルニモアラス釋尊ニマサルヘキニモア
J16_0560B22: ラストノ給フ略書ト●形容ハカホカタチナリ參同契
J16_0560B23: 云太玄無形容虚寂不可覩●壽算ハ年齡ノ數也
J16_0560B24: ●支ハヒヨミナリ干ハヱトナリ金仁山曰支即十二
J16_0560B25: 枝干即十幹十甲如木之有幹十二辰如木之有枝
J16_0560B26: 傍ニ生スルヲ曰枝ト正ク出ルヲ曰幹ト甲ハ十干ノ之首辰ハ十二支ノ之首ナリ云云●八十華嚴七十二云慧燈
J16_0560B27: 破諸闇●觀經云佛日敎我觀於極樂●考妣
J16_0560B28: ハ父母ナリ喪スルトハ先タテ申テ悲ノ中ニ居ルヲ
J16_0560B29: 云ナリ書經ノ舜典云帝殂落百姓如喪考妣又孟
J16_0560B30: 子ニ出タリ
J16_0560B31: 武藏國の御家人。桑原左衛門入道不知實名と申けるもの。
J16_0560B32: 上人の化導をつたへききて。吉水の御房へたづねま
J16_0560B33: いりて。念佛往生の道ををしへられたてまつりての
J16_0560B34: ちは。但信稱名の行者となりにけれは。歸國のおも

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