浄土宗全書を検索する
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| 巻＿頁段行 | 本文 |
|---|---|
| J16_0425A01: | ●ウタフハ謳歌ノ字世ノ口吟ナリ第三十一卷ニ見 |
| J16_0425A02: | ユ●彌陀利物末法偏增ハ西方要决ノ意ナリ●術ナ |
| J16_0425A03: | クトハ眞實心ノ起ラヌガ爲方ナキ事トナリ術ハ手 |
| J16_0425A04: | ダテナリ白氏文集五十八ニ若又無術術將如之何ト假 |
| J16_0425A05: | 名新發ハ經論ノ中ニ假名僧涅槃六新發意菩薩トアリ |
| J16_0425A06: | 御堂ノ關白出家シ給テ入道殿ト申キソレヨリ出家 |
| J16_0425A07: | ノ人ヲ入道ト云フ事ヲハバカリテ滿仲ヲバ多田ノ |
| J16_0425A08: | 新發意ト其比ハ申侍リキ花鳥餘情是レ卑下ノ御詞ナリ |
| J16_0425A09: | 禮紙云。かの入道のまいらする狀正文を給て。一見 |
| J16_0425A10: | を加へんとおもふ。轉寫の本の文字。ただしからず |
| J16_0425A11: | して。よまれざるところあり。比校すべきものな |
| J16_0425A12: | り。事の次第殆たぐひすくなし。正しく往生をとげ |
| J16_0425A13: | たらんには超過し畢ぬ。貴べし信ずべし。凡左右に |
| J16_0425A14: | あたはざるものなり。宿善のいたり。申てあまりあ |
| J16_0425A15: | り。その子息の會釋又以珍重。一一の事。皆以不思 |
| J16_0425A16: | 議の境界なり。なを感涙禁じがたき歟。承及に隨て |
| J16_0425A17: | 馳申所也御返報の趣。その草あらは。一見の志あり |
| J16_0425B18: | いかん已上取詮 |
| J16_0425B19: | ●禮ハ恭敬辭遜ヲ本トシ進退周旋ノ節文アルユヘ |
| J16_0425B20: | ニ其用意ノトコロヲ殘スヲ禮紙ト云故ニ唐ノ書簡 |
| J16_0425B21: | ノ末ニ左白左恪ナド書ハ皆先ヲツツシミテ也又或 |
| J16_0425B22: | 堂上ノ仰云近來ノ消息一紙ノ面ニ意趣ヲ書下シ |
| J16_0425B23: | テ其紙面餘殘ノ所アルヲ禮紙トイヘリ然ルニ本式 |
| J16_0425B24: | ハ然ラズ別ニ一紙ヲ設ケテ疊副テサテ封ズル事ナ |
| J16_0425B25: | リト其ノ法書スルニ暇アラズ薩戒記應永二年之紀云 |
| J16_0425B26: | 來十三日可有行幸東洞院殿可被早參給 |
| J16_0425B27: | 仍執啓如件 |
| J16_0425B28: | 八月一日 權右少辨俊國 |
| J16_0425B29: | 謹上 頭中將殿 |
| J16_0425B30: | 禮紙曰 |
| J16_0425B31: | 進上啓 |
| J16_0425B32: | 御供奉御事同可被存知給之由被仰下候 |
| J16_0425B33: | 也不及請文 |
| J16_0425B34: | 又云件宣旨者款狀之奧餘紙ニ書之若奧爾無餘 |