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J2310 円光大師行状画図翼賛 円智・義山 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J16_0415A01: 御不審將軍家度度有令尋問給事于時直實申
J16_0415A02: 云此事梶原平三景時引級直光之間兼日申入
J16_0415A03: 道理由歟仍今直實頻預下問者也御成敗之處直
J16_0415A04: 光定可開眉其上者理運文書無要稱不能左
J16_0415A05: 右縡未終卷調度文書等投入御壺中起座猶
J16_0415A06: 不堪忿怒於西侍自取刀除髮吐詞云殿
J16_0415A07: 御侍利波天ヌト云云則走出南門不及歸宅逐電
J16_0415A08: 將軍家殊令驚給或説指西馳駕若趣京都之方
J16_0415A09: 云云則馳遣雜色等於相模伊豆所所并筥根走湯
J16_0415A10: 山等遮直實前途可止遁世之儀之由被仰遣
J16_0415A11: 于御家人及衆徒等之中云云同十二月十一日走湯山
J16_0415A12: 住侶專光房進使者申云直實事就承御旨則走
J16_0415A13: 向海道之處企上洛之間忽然而行逢畢既爲法
J16_0415A14: 體也而其性殊異樣只稱仰之趣令抑留之條曾
J16_0415A15: 不可承引仍先讚嘆出家之功德次相構誘來
J16_0415A16: 于草庵聚同法等談淨土宗法門漸令和順彼
J16_0415A17: 鬱憤之後造一通書札諫諍遁世逐電事因玆
J16_0415B18: 於上洛者猶豫之氣出來歟者其狀案文送進云云
J16_0415B19: 廿九日走湯山專光坊獻歳末卷數以其次申云直
J16_0415B20: 實法師上洛事者偏就羊僧諷詞思止畢但無左右
J16_0415B21: 不可還參營中暫可隱居武州之由申之云云東鑑
J16_0415B22: 俗説ニハ或ハ一谷ニテ太夫敦盛ヲウチテ陣中ヲ忍
J16_0415B23: ヒ出テ出家ス本朝人物史等ト云盛衰記ニハ宇治河ノ合戰
J16_0415B24: ニ親子ノ哀ヲシリ一谷ニテ世上ノ無常ヲサトリテ
J16_0415B25: 發心此時ニ催シ粟生光明寺縁起粗同ス之ニ西國ノ軍鎭テ黑谷ノ
J16_0415B26: 法然房ニ參リ髻ヲ切ルト云●蓮生ハ九卷傳ニ法名
J16_0415B27: 蓮西トソ申ケルト次下發願ノ處ニ假名ニテレンセ
J16_0415B28: イトアリ此入道ヨリ上人ヘ奉リシ消息數通今嵯
J16_0415B29: 峨ノ棲霞寺淸凉寺ノ中彌陀堂ニアリ皆假名文ニテレンセイ
J16_0415B30: ト名ヅケセリ粟生光明寺ノ一世道空上人ノ夢ニハ
J16_0415B31: 我ハ熊谷戀西ナリト示サレシ夢記トカヤ又九卷傳ニ
J16_0415B32: 一所ニハ戀西トモ書タリ房號ヲバ法力房ト云ケル
J16_0415B33: 由秘傳抄及漢語燈錄ニ見エタリ决答銘心鈔ニハ
J16_0415B34: 宇都宮彌三郞朝綱出家之後號寂蓮亦名ク十阿ト沙彌蓮生

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