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J2310 円光大師行状画図翼賛 円智・義山 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J16_0379A01: 一條ノ趣是一時ノ訓誡ナルヘシ言心ハ若總相若別
J16_0379A02: 相ニ心ヲ留メテコソ念佛ハ申ヘケレサナクテハ往
J16_0379A03: 生イカカナト云執ヲ嫌テナリ元ヨリ本願ニ疑モナ
J16_0379A04: ク散心口稱ノ念佛ニテ事足ヌト思定メテ初心ノ時
J16_0379A05: 總別ノ相好ニ心ヲ繫ルコト曇鸞道綽等ノ御意ナル
J16_0379A06: 事勿論ナルヘシサハイヘト相好ニ心ヲ懸ネハ數返
J16_0379A07: 申トモ無益ニナリヌナト思ハ大ナル僻事ナリト
J16_0379A08: ソサレハ閑亭後世物語隆寬ニハ此一節ノ御詞ヲ擧テ
J16_0379A09: 上人御存生ノ時西國ノ修行者申ケルハ佛ノ相好ヲ
J16_0379A10: 常ニ心ニ懸テ念佛ノ數返少ク申サント心ハ散亂テ
J16_0379A11: 數返多ク申候ハント何カ勝レ候ヘキト其時御前ニ
J16_0379A12: 候僧ノ云ナトアリ今傳文言簡ニシテ修行者ノ固執
J16_0379A13: 顯ハナラス但シ今ノ傳ハ拾遺語燈錄ヲ全ク寫サレ
J16_0379A14: タリ
J16_0379A15: ●安樂集上云又云久行人念多應依此若始行人念者記數亦好此亦依聖敎
J16_0379A16: 卷二十三終
J16_0379B17: 圓光大師行狀畵圖翼贊卷二十四
J16_0379B18:
J16_0379B19: 事義
J16_0379B20:
J16_0379B21: 傳本第二十四
J16_0379B22: 上人の給はく。阿彌陀經は。ただ念佛往生ばかりを
J16_0379B23: 説とは心得べからず。文に隱顯ありといへとも。廣
J16_0379B24: 略の義をもて心うれは。四十八願をことことく説給
J16_0379B25: へる經なり。舍利弗。如我今者。讃歎阿彌陀佛。不可
J16_0379B26: 思議功德といへる。阿彌陀ほとけの功德は。即四十
J16_0379B27: 八願なり。念佛往生をとくは。その中の第十八の願
J16_0379B28: をさすなり。又此經に。一日七日と云へるを。ただ
J16_0379B29: 一日七日に限と意得るは僻事なり。善導和尚の。觀
J16_0379B30: 經の疏に。上品上生の一日七日を釋し給に。從具
J16_0379B31: 此功德以下正明修行時節延促。上盡一形。下至
J16_0379B32: 一日一時一念等。或從一念十念。至一時一日一
J16_0379B33: 形。大意者。一發心已後。誓畢此生。無有退轉。
J16_0379B34: 唯以淨土爲期と。判じ給へり。此釋をもて准知す

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