浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J16_0377A01: | ずずをもたせ給候はば。思食いで候ぬと覺候。た |
J16_0377A02: | とひことのさはりありて。かかせおはしまして候 |
J16_0377A03: | とも。あさましや。かきつる事よと思食候はば。 |
J16_0377A04: | 御心にかけられ候はんずるぞかし。とてもかくて |
J16_0377A05: | も。御わすれ候はずは。相續にて候べし。又かけ |
J16_0377A06: | て候はん御所作を。次の日申入られ候はん事さも |
J16_0377A07: | 候なん。それもあす申入られ候はんずればとて。 |
J16_0377A08: | 御ゆだん候はんはあしく候。せめての事にてこそ |
J16_0377A09: | 候へ。御心得あるへく候。 |
J16_0377A10: | ●彌陀名號相續念トハ禮讚ノ文ナリ●アヒツヰテ |
J16_0377A11: | ハ相續ノ字也 |
J16_0377A12: | 一魚鳥に七箇日の忌の候なる事。さもや候らん。え |
J16_0377A13: | 見及はず候。地體はいきとしいけるものは。過去 |
J16_0377A14: | の父母にて候なれば。くふべき事にては候はず。 |
J16_0377A15: | 又臨終には。酒魚鳥〓薤〓などは。いまれたる事 |
J16_0377A16: | にて候へは。やまひなどかぎりになりては。くふ |
J16_0377A17: | べきものにては候はねども。當時きとしぬばかり |
J16_0377B18: | は候はぬ病の。月日つもり。苦痛もしのびがたく |
J16_0377B19: | 候はんには。ゆるされ候なんと覺候。御身おだし |
J16_0377B20: | くて。念佛申さんと思食て。御療治候べし。命お |
J16_0377B21: | しむは往生のさはりにて候。病ばかりをは。療治 |
J16_0377B22: | はゆるされ候なんと覺候。 |
J16_0377B23: | 畫圖 |
J16_0377B24: | ●魚鳥ノ忌樣樣ノ異説トモ拾芥抄ニ出タリ又要集 |
J16_0377B25: | 記第六觀念門記ナトニ律部ノ中ニ葷酒ノ忌ノ期限 |
J16_0377B26: | ニ異説アル事ヲ擧ラレタリ魚鳥葷酒何レモ或七日 |
J16_0377B27: | 或五十日未必一準サレハ七日ノ期限定説シ難ケ |
J16_0377B28: | レハエ見及ハストハ仰アリケルニヤ若大抵ヲイハ |
J16_0377B29: | ハ臭氣去處ヲ期トシケルトカヤ●イキトシイケル |
J16_0377B30: | モノハトハ生トシモ云生類ハトソ心地觀楞伽梵網 |
J16_0377B31: | 等ノ經説ナリ●酒魚鳥〓韭蒜トハ錄ニハ〓薤葫 |
J16_0377B32: | トアリ本艸云弘景曰今人謂葫爲大蒜蒜爲小 |
J16_0377B33: | 蒜以其氣味相似也蒜麻比留又仁牟仁久葫於保 |
J16_0377B34: | 比留今俗呂久多宇ト云フ〓韮ハ次上ノ卷ニ注シヌ |