浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J16_0368A01: | 也説文云可以引鍼本艸云山之陽産鐵者其陰必 |
J16_0368A02: | 有磁石正法念處經云有慈石山縱橫三千由旬此 |
J16_0368A03: | 山四面有小鐵過如風速赴義楚六帖十八●麝香本艸云 |
J16_0368A04: | 去惡氣拂鬼精物●犀角説文云徼外獸如水牛 |
J16_0368A05: | 猪頭三蹄一毛行江海水開角一在鼻一在額角 |
J16_0368A06: | 有粟文貴者通天花備百物之形抱朴子曰犀角 |
J16_0368A07: | 刻爲魚銜之入水水開三尺晉溫嶠此角ヲ以テ |
J16_0368A08: | 水底ヲ照見ケレハ海中ノ生類トモ吾栖ヲハ左右ナ |
J16_0368A09: | ク打アケテ見ラレシ事ヨトテ恨テ夢ニ見エシトナ |
J16_0368A10: | ン晋書ニ見エタリ |
J16_0368A11: | ●麝爾雅註云脚似〓有香疏云字林云小鹿有香足似麞故云〓足●犀爾雅註云形似水牛豬頭大腹庳脚脚有三蹄黑色三角一在頂上一在鼻上鼻上者即食肉也小而不橢好食棘亦有一角者疏云劉歆期交州記曰犀出九德毛如豕蹄有甲頭似馬吳錄地理志曰武陵沅南縣以南皆有犀 |
J16_0368A12: | ただ御ずずをくらせおはしまして。御舌をたにもは |
J16_0368A13: | たらかされず候はんは。懈怠にて候へし。ただし善 |
J16_0368A14: | 導の。三縁の中の親縁を釋し給に衆生ほとけを禮す |
J16_0368B15: | れば。佛これを見たまふ。衆生ほとけをとなふれ |
J16_0368B16: | は。佛これをきき給ふ。衆生佛を念ずれは。佛も衆 |
J16_0368B17: | 生を念じたまふ。かるがゆへに阿彌陀佛の三業と。 |
J16_0368B18: | 行者の三業と。かれこれひとつになりて。佛も衆生 |
J16_0368B19: | も。おや子のごとくなるゆへに。親縁となづくと候 |
J16_0368B20: | ぬれば。御手にずずをもたせたまひて候はば。佛こ |
J16_0368B21: | れを御らん候べし。御心に念佛申すぞかしと思食候 |
J16_0368B22: | はば。佛も行者を念じ給べし。されば佛に見えまい |
J16_0368B23: | らせ。念ぜられまいらする。御身にてわたらせたま |
J16_0368B24: | ひ候はんずるなり。さは候へども。つねに御したの |
J16_0368B25: | はたらくへきにて候なり。三業相應のためにて候べ |
J16_0368B26: | し。三業とは身と口と意とを申候なり。しかも佛の |
J16_0368B27: | 本願の稱名なるがゆへに。こゑを本體とは思食べき |
J16_0368B28: | にて候。さて我耳にきこゆる程申候は。高聲の念佛 |
J16_0368B29: | のうちにて候なり。 |
J16_0368B30: | ●十因云近代行者念佛名時雖動口舌而不發 |
J16_0368B31: | 聲或執念珠只計數遍故心餘縁不能專念散 |