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J2310 円光大師行状画図翼賛 円智・義山 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J16_0342A01: 集ニ風コナヒクフシノ煙ノ空ニキエテ行エモシラ
J16_0342A02: ヌ我思ヒ哉●スカシホラカシトハ紅葉賀ニ心ウク
J16_0342A03: スカシ給コトトテ抄花宴ニタバカル心ニイヘリ又禪
J16_0342A04: 錄ニ賺稚ト云語アリ字彙ニ賺ハ重賣物也ホ
J16_0342A05: ラカスハ怳ノ字ナリ文選ニ魂怳怳以失度李善注
J16_0342A06: ニ怳怳失意也王逸カ楚辭ノ注同之蓬生ニトシコ
J16_0342A07: ロノ物思ニホレホレシクテナトアリ●シカシナカ
J16_0342A08: ラハ併ノ字ナリ皆也ト訓ス●カケフレハ挂觸ノ字
J16_0342A09: ナリヨルニサハルニト云意ニテトカクイカヤウニ
J16_0342A10: シテモ自力ノ念佛トハ云ヘカラストナリ陳孔璋カ
J16_0342A11: 爲袁紹檄豫州云擧手挂網羅動足觸機
J16_0342A12: 陷又曹子建カ七啓ニモ見ユ寄生ニ昔ノ御ケハヒ
J16_0342A13: ニカケテモフレタラン人ハナトアルモ此類ナリ●
J16_0342A14: 左右ニハトカウニナリ第四卷ニ注シヌ●ツヤツヤ
J16_0342A15: ハ都ノ字ナリ●タタヒラニ信シテタニモ等凡此一
J16_0342A16: 段ノ意粗第廿卷ニ見ユ彼此互ニ合セテ其意見ツ
J16_0342A17: ヘシ
J16_0342B18: 又ときとき別時の念佛を修して。心をも身をもはげ
J16_0342B19: まし。ととのへすずむべきなり。日日に六萬遍七萬
J16_0342B20: 遍を唱へば。さても足ぬへき事にてあれども。人の
J16_0342B21: 心ざまはいたく目なれ耳なれぬれは。いらいらとす
J16_0342B22: すむ心すくなく。あけくれは忩忩として心閑ならぬ
J16_0342B23: 樣にてのみ。踈略になりゆくなり。その心をすすめ
J16_0342B24: んためには。時時別時の念佛を修すべきなり。しか
J16_0342B25: れば善導和尚もねんころにはげまし。惠心の先德も
J16_0342B26: くはしくをしへられたり。道塲をもひきつくろひ。
J16_0342B27: 花香をも備たてまつらん事。ただちからのたへたら
J16_0342B28: んにしたがふへし。また我身をもことにきよめて道
J16_0342B29: 塲に入て。或は三時或は六時なんとに念佛すべし。
J16_0342B30: もし同行なとあまたあらん時は。かはるかはるいりて
J16_0342B31: 不斷念佛にも修すべし。加樣の事はをのをの樣に隨
J16_0342B32: てはからふべし。善導和尚は。月の一日より八日に
J16_0342B33: 至るまで。或は八日より十五日に至るまで。或は十
J16_0342B34: 五日より廿三日に至るまで。或は廿三日より晦日に

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