ウィンドウを閉じる

J2310 円光大師行状画図翼賛 円智・義山 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J16_0280A01: 毎日誓フニハ及バヌナリ●舍利講ノ樣ハ永觀律師
J16_0280A02: 明惠上人ナトノ式世ニ流布セリ又吾上人神變奇特
J16_0280A03: ノ舍利ヲ拜シ給ヘル式アリテ知恩院ニハ此式ヲ誦
J16_0280A04: スル事毎日ノ軌則ニテ今ニタエス●自行ニハ一向
J16_0280A05: 稱名ノホカ他事ヲマシヘストハ一書ニ僧都五十餘
J16_0280A06: 歳ノ秋念佛三昧ニ入給フ時弘法大師告曰善哉善哉
J16_0280A07: 汝今心朗境閒而專修淨業敢勿退緩斯福田衣
J16_0280A08: 是當來値遇之標也ト告已テ藕絲ノ袈裟ヲサヅケ又
J16_0280A09: 淨土敎文ヲ示給フ僧都出定シテ壇ヲ見レハ忽ニ藕
J16_0280A10: 絲ノ袈裟一紙ノ文アリトイヘリ今彼文蓮華三昧院
J16_0280A11: ニアテ其敎意善導大師等ノ祖懷ニ符合ス實ニ内鑑
J16_0280A12: 冷然ナル事ヲ信ズベシ 其文云
J16_0280A13: 指西方一方者方便也簡九域而止亂心分正
J16_0280A14: 行五種者方便也廢四行而取稱名知與不知
J16_0280A15: 唱則遂往生悟與不悟稱亦叶本願心縁聲而
J16_0280A16: 不斷謂之至心信樂聲隨息而不亂謂之常念我
J16_0280A17: 名口稱之上不可求心聲聲則至心也常念之外不
J16_0280B18: 可尋行念念則正行也故畢命爲期稱名者得心
J16_0280B19: 眼即開之大益者也非顯敎非密敎難思法門也
J16_0280B20: 爲定善爲散善出離秘術也不悟者怪之不信
J16_0280B21: 者輕之名難信之法誠哉此言已上弘法大師起定中示明遍僧都之辭也ト云フ
J16_0280B22: ●長日齋食ニテ戒ヲ持スルヲ長齋持戒ト云●草菴
J16_0280B23: ヲイツルコトナシトハ父ノ十三年ヲ訪トテ一族
J16_0280B24: ノ名匠等使ヲ馳テ責ケレド山ヲ下ラス釋書平生ノ籠
J16_0280B25: 居知ヌヘシ●練行ハネリキタヒテ行ハルルナリ●
J16_0280B26: 熏修ハ熏ハニホフトヨメリ修行ノ功日日ニ新ニシ
J16_0280B27: テ德香内ニ染又外ニカウバシキナリ●病ハヤマヒ
J16_0280B28: ト訓ズ風ノ心地ナド云心ナリ●寢食例ニ違シトハ
J16_0280B29: 枕オモク齋モススマレヌト也出師表ニ寢而不安
J16_0280B30: 席食而不知其味ト云ヨリ出テ處處ニ平生ノワ
J16_0280B31: ザヲ指テ寢食ト云
J16_0280B32:
J16_0280B33:
J16_0280B34: 卷十六終

ウィンドウを閉じる