浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J16_0270A01: | 泉賦ニ指東西之漫漫●諸經所讚等トハ玅樂大師 |
J16_0270A02: | 止觀一之一ヲ釋スル文ナリ●彌陀一敎等トハ西方 |
J16_0270A03: | 要訣ニ見エタリ |
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J16_0270A17: | 卷十五終 |
J16_0270B18: | 圓光大師行狀畵圖翼贊卷十六 |
J16_0270B19: | |
J16_0270B20: | 事義 |
J16_0270B21: | |
J16_0270B22: | 傳本第十六 |
J16_0270B23: | 高野の僧都明遍は。少納言通憲の子なり。長門の法 |
J16_0270B24: | 印敏覺が嫡弟として三論の奧旨をきはめ。才名世に |
J16_0270B25: | ゆるされたりしかとも。名利をいとふ心ふかくして |
J16_0270B26: | 本寺のまじはりをこのまず。つゐに三十七のとし交 |
J16_0270B27: | 衆をのがれ。公請を辭し。光明山に居をしめて。諸 |
J16_0270B28: | 行をすてず。萬善をいとはず。ひろく出離の要路を |
J16_0270B29: | たづね。あまねく顯密の勤行をいたされけり。時の |
J16_0270B30: | 人明遍は當時無雙の碩學なり。轉任遲遲のゆへに籠 |
J16_0270B31: | 居する歟のよし。をのをのおしみあひければ。生年 |
J16_0270B32: | 四十五の時。小僧都を宣下せられけれども。かたく |
J16_0270B33: | 辭して勅喚にしたがはず。隱遁のおもひいよいよ切 |
J16_0270B34: | にして。建久六年五十四歳にてながく光明山をすて |
J16_0270B35: | て。跡を高野山にかくし。出離のつとめますますね |