ウィンドウを閉じる

J2310 円光大師行状画図翼賛 円智・義山 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J16_0208A01: 卷ニ至テ注スヘシ●上西門院此御事及御出家等ノ
J16_0208A02: 事第七卷ニ見ユ修明門院重子ハ贈左大臣從一位範
J16_0208A03: 季卿ノ女後鳥羽院ノ御后順德院ノ御母也帝王編年
J16_0208A04: 記云承久三年七月九日落飾爲尼謚號雜記云建永
J16_0208A05: 二年六月七日院號●三公公卿トハ太政大臣ト左右
J16_0208A06: 二大臣トヲ三公ト云大抵三位已上ヲ公卿ト云ヒ四
J16_0208A07: 位五位ヲ殿上人ト云
J16_0208A08:
J16_0208A09:
J16_0208A10:
J16_0208A11:
J16_0208A12:
J16_0208A13:
J16_0208A14:
J16_0208A15:
J16_0208A16:
J16_0208A17: 卷十終
J16_0208B18: 圓光大師行狀畵圖翼贊卷十一
J16_0208B19:
J16_0208B20: 事義
J16_0208B21:
J16_0208B22: 傳本第十一
J16_0208B23: 諸人の歸依あさからざりし中に。九條の關白殿下
J16_0208B24: 兼實公號後法性寺殿又號月輪殿信仰他にことに崇重比類なかりき。二月
J16_0208B25: 十九日法性寺殿の御忌日に御佛事ありけるに。傳供
J16_0208B26: のとき僧俗座を分て立ならへり。今日はことにねん
J16_0208B27: ごろなる御佛事なり。上人も傳供に立給へしと殿下
J16_0208B28: おほせことありければ。松殿基房公まことにさ候へし
J16_0208B29: と申給に。上人は隱遁の身たるうへ凡僧にておはす
J16_0208B30: るに。慈鎭和尚于時僧正受戒の師範たるに恕せられて。
J16_0208B31: 上人を座上にひき申されけれは。菩提山の僧正信圓
J16_0208B32: なしく上座をゆづりたてまつりたまふ。上人兩僧正
J16_0208B33: の上に立て。松殿の俗の一座にておはしましけるに
J16_0208B34: むかひて僧の一座なりけり。道德のいたりいみしき
J16_0208B35: ことにも侍るかな。

ウィンドウを閉じる