浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J09_0778A01: | 門の人多く如是供養をなさず誠に謬れり悲哉○有 |
J09_0778A02: | 縁の善知識とは敎授の知識也或は智行具足の人總し |
J09_0778A03: | ては淨土の法門弘通の人を云也○千由旬とは由旬 |
J09_0778A04: | の事禮讃纂釋下の二七丁五丁委し一由旬とは十六里也但 |
J09_0778A05: | し六町一里なり然れは日本の九十六町に當る按する |
J09_0778A06: | に千由旬は日本の五十町一里にしては千九百二十里 |
J09_0778A07: | 也三十六町一里にしては二千六百六十六里三十四町 |
J09_0778A08: | 也○三十五丁ふかくあひたのみてとは同修業の者は父母 |
J09_0778A09: | 兄弟のことく常に親むへきこと也○五に三寶とは同 |
J09_0778A10: | 躰別相住持の差別あり今は住持の三寳也要决には具 |
J09_0778A11: | に釋あり此には畧し玉ふ○繪像木佛とは今時彫木 |
J09_0778A12: | 畵綺磨石削土尊像拜之觀之罪消增福若生少 |
J09_0778A13: | 慢長惡善亡但想尊容當見眞佛○三乘の敎旨 |
J09_0778A14: | とは四諦十二因縁六度等の敎法也○破戒のともから |
J09_0778A15: | とは今時の三寳の中には僧寳最勝るへし若し僧無く |
J09_0778A16: | んは佛寶法寶誰人か弘通せん誠に三千の金玉は一 |
J09_0778A17: | 旦の貯一句の結縁は永劫の寶也○木のかたふきたる |
J09_0778B18: | 等とは上來は要决を略抄し玉ふ此の恭敬修の五種は |
J09_0778B19: | 慈恩の釋なれは善導五種正行の中の供養正行并に禮 |
J09_0778B20: | 讃の恭敬修とは其意各別也初學の人心得へし扨自下 |
J09_0778B21: | は西方を恭敬すると云に付て禮讃の釋を出し玉ふ |
J09_0778B22: | 也彼四丁云佛勸坐觀禮念等皆須面向西方者最勝 |
J09_0778B23: | 如樹先傾倒必隨曲故必有事碍不及向西方但 |
J09_0778B24: | 作向西想亦得と云へり觀經説正坐西向又佛告 |
J09_0778B25: | 頻婆娑羅王以此譬出畧論又智論十八十三丁云譬如樹 |
J09_0778B26: | 常東向曲若有研者必當東倒善人亦如是已上禮讚記上十三丁引 |
J09_0778B27: | ○抄掠とは抄は取也掠は劫奪也玄應音義に通俗文云 |
J09_0778B28: | 遮取謂之抄掠謂奪取物也指麾抄十四之十三丁抄掠の二字を |
J09_0778B29: | 西方指南抄下末三十七丁にはとられかすめられてと訓せ |
J09_0778B30: | り○艱辛とは爾雅に阻艱は難也艱苦を辛と云ふ類 |
J09_0778B31: | 書纂要に難辛は艱難勞苦なり指麾同卷○かへり達する事 |
J09_0778B32: | とは達は通也いたる意なり○三十六丁歡娛とは娛は樂也 |
J09_0778B33: | ○駈馳は駈は逐遣也馳は走奔也○彌陀の慈父とは念 |
J09_0778B34: | 佛三昧經偈六卷終丁云常以慈心觀衆生其猶父母愛 |